<民族起源>の精神史―ブルターニュとフランス近代 (世界歴史選書)

著者 : 原聖
  • 岩波書店 (2003年9月26日発売)
3.33
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • 14人登録
  • 1レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000268479

作品紹介

フランス北西部、大西洋と英仏海峡に臨むブルターニュは、巨石文化やアーサー王伝説が残る風光の地として、フランスの中でも独自の光彩を放っている。この地方の人びとが誇る地域言語ブレイス語や、郷土色豊かな民俗文化は、いにしえの「ケルト民族」に由来するとされる。ブルターニュは、スコットランド、アイルランド、ウェールズなどと並んで、ケルト文化の息づく地だというのである。このような起源認識は、いかにして形成されたのだろうか。ヨーロッパ各地の民族起源論・言語系統論、フランスの民族起源としての「ガリア」意識、民謡収集の流行と民俗学の誕生、などの多様な視点を織りまぜながら、民族意識と地域文化成立の意味をとらえなおす。

<民族起源>の精神史―ブルターニュとフランス近代 (世界歴史選書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • [ 内容 ]
    フランス北西部、大西洋と英仏海峡に臨むブルターニュは、巨石文化やアーサー王伝説が残る風光の地として、フランスの中でも独自の光彩を放っている。
    この地方の人びとが誇る地域言語ブレイス語や、郷土色豊かな民俗文化は、いにしえの「ケルト民族」に由来するとされる。
    ブルターニュは、スコットランド、アイルランド、ウェールズなどと並んで、ケルト文化の息づく地だというのである。
    このような起源認識は、いかにして形成されたのだろうか。
    ヨーロッパ各地の民族起源論・言語系統論、フランスの民族起源としての「ガリア」意識、民謡収集の流行と民俗学の誕生、などの多様な視点を織りまぜながら、民族意識と地域文化成立の意味をとらえなおす。

    [ 目次 ]
    第1部 ブルターニュの誕生と民族起源説の生成(移住の記憶と諸伝説の生成;ブリタニアからブルターニュへ)
    第2部 創出される「ケルト人」(正統化される起源伝説;ガリア・ケルト論の登場;ケルトマニアの誕生)
    第3部 民俗から民族へ(民族主義の源泉としての民俗研究;民俗学とケルト学の成立;地域主義とケルト・ブーム)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全1件中 1 - 1件を表示

<民族起源>の精神史―ブルターニュとフランス近代 (世界歴史選書)のその他の作品

原聖の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

<民族起源>の精神史―ブルターニュとフランス近代 (世界歴史選書)はこんな本です

<民族起源>の精神史―ブルターニュとフランス近代 (世界歴史選書)を本棚に登録しているひと

ツイートする