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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784000268554
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001076655
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一九世紀フランスの歴史研究に従事した著者の遺稿にあたる。副題が示すように、噂、蜂起、祝祭という三つの現象に着目して、それらが一九世紀フランスの政治文化においてどのような意味を持っていたのかを明らかにしようとする研究。時代的には王政復古期から第三共和政期、地方としてはシャンパーニュやプロヴァンス地方などが直接の検討材料だが、一貫して、ローカルな政治文化がナショナルな政治文化とどのように関わったかという問題が設定されている。非政治的存在だと捉えられがちだった農村部が、むしろ特有の受け皿をもってナショナルな文化を受容し、それをローカルレベルでの政治に戦略的に利用した、だから非政治的な農民が政治化したのではなく、政治文化が中央・地方の関係の中で変容したのだ、という一九世紀フランス政治文化解釈は、非常に興味深い。
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