動物の権利 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

制作 : 戸田 清 
  • 岩波書店 (2003年9月6日発売)
3.72
  • (6)
  • (8)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
  • 本棚登録 :84
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000268653

作品紹介

「動物を虐待してはいけない」とたいていの人が思っている。なぜいけないのだろうか。同時に「人間は動物を利用できる」とも考えているだろう。なぜできるのだろうか。動物に道徳上の権利を認めるとは、どういうことを意味するのか。権利があるとしたら、その場合の「動物」の範囲は?動物にとっての幸福と危害とは?「生命あるもの」として動物を尊重しようとする「動物の権利」の考え方と背景を、肉食・動物実験・動物園・ペットなど実際の問題に即してじっくり考える。

動物の権利 (〈1冊でわかる〉シリーズ)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 『動物について真剣に考える』の簡易版

    ・動物虐待非難について
    第一に、不必要に動物を傷つけている場合
    第二に、動物虐待が人間に有害な結果をもたらすかどうかについては必ずしもそうと言えない。

    ・理性の有無で考えることはできない
    理由:子供の場合は?理性を欠いた精神的病気を持った人を搾取していいのか

    ・動物と人間の殺害の罪の重さ
    比較するものであれば平等と言えない

    ・介入と"純粋に援助が助けになる場合"の違い
    草食動物を助けても野生の食物連鎖など

    p54まで 6/4

  • 三葛館一般 480.79||DE

    当たり前のように肉を食し、ペットを飼う。
    そんな私たちの生活を見つめなおす一助となってくれる図書です。
    「生命あるもの」として肉食・動物園・動物実験・ペット等の問題を考えています。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=57851

  • 著者は、「感受性を有する動物」は「道徳的地位」を持っていると主張します。
    そして「平等な配慮」に値するとも主張しています。
    動物は道徳的地位、あるいは道徳的権利を持っているのでしょうか。
    著者は動物の心の世界、利害を理解する枠組み、肉食の倫理、ペットや動物園で動物を飼うことの倫理について反論を交えながら論証していきます。
    後半には、野生動物を捕獲すべきか、動物園で動物を飼育すべきかなど、動物園廃止ディベートの論拠、証拠資料として使える部分も多くあります。
    動物の権利について知ることのできる良書です。

  • 分類=動物実験。03年9月。

全5件中 1 - 5件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
レイチェル カー...
トーマス・クーン
戸田山 和久
マックス ウェー...
アゴタ クリスト...
有効な右矢印 無効な右矢印

動物の権利 (〈1冊でわかる〉シリーズ)を本棚に登録しているひと

ツイートする