ポスト構造主義 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

  • 岩波書店
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本棚登録 : 164
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000268691

感想・レビュー・書評

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  • 評価はつけられない。まあふつうの人がこれ読んでわかるようになることはないと思うので、楽しむだけならまだ『構造と力』とか読んだほうがいいのではないか。

  • いまさらポスト構造主義である。岩波書店のこのシリーズはお気に入りだが、生協で見つけて衝動買い。

    折島正司の翻訳もこなれていてよても読みやすい。ポストモダンのしなやかさを「軽さ」ととらない真摯さもよいと思った。こういう哲学書がたくさん読まれるべきなのだと思う。

  • 【サポートスタッフ企画展示:2018春 ブックリスト掲載本】

    ▼LEARNING COMMONS イベント情報
    https://lc.nul.nagoya-u.ac.jp/event/?m=201804&cat=5

    ▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB01438535

  • ポスト構造主義を全く知らない私が、読み返さず通読して、ポスト構造主義たるものが何だか分かったような気になる本。

    言葉と世界と私について、真理を理解したように思えるのに、本を閉じて辺りを見回した瞬間、悟りを忘れて元に戻っちゃうのです。

  • 現代を語る上で欠かせないポスト構造主義。

    まず構造主義がわからないのに、なぜ挑戦したのか。ソシュールあたりでめげそうになった。早いよ。構造主義を勉強してから、もう一度読む必要がある。

  • 言葉の意味はどのようにして決まるのだろうか?この疑問に対し『鏡の国のアリス』に出てくるハンプティー・ダンプティーは明快にこう答えた。「問題は誰がご主人様かって事さ」

    ハンプティー・ダンプティーの言うように「言葉の意味はその言葉を発した人がどういう意味で言ったかによる」、ということが正しいのであれば他者とのコミュニケーションは成立し得ない。
    当たり前に思っている言葉の意味、この意味はどこから来ているのだろうか?こうした「当たり前のもの」に私たちが取り込まれているとき、そこには「権力」や「国家」、「神話」が押し付ける価値観に囚われているのである。

    ソシュールから始まり、レヴィ=ストロース、バルト、アルチュセール、リオタール、デリダなどが行った言葉の探究の系譜を分かりやすく解説した書。

    言語について勉強している方、構造主義に興味がある方、言葉の意味はどうやって決まるの?という素朴な疑問を持っている方、オススメですよ!

  • 「一冊で分かる」という題名の割にあまり簡単じゃないのがこのシリーズの魅力(?)

  • 思想系?な人におすすめの語り口楽しい一冊。現代思想のあらゆるテキストが途端に読みやすくなってしまう。

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