政治哲学 (〈一冊でわかる〉シリーズ)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000268790

作品紹介・あらすじ

複雑化し錯綜する現在の政治現象を、どのように認識すればよいのだろうか。私たちの日常的な経験を出発点として、政治哲学の基本的な問題だけでなく、グローバル化の中で変容する、正義、フェミニズム、多文化主義、ネイション、国家をめぐる最先端の問題まで考察し、よりよい政治的構想のために政治哲学が果たす役割とその意味を明らかにする。政治に関する理論的・哲学的反省のための最良の導き。

感想・レビュー・書評

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  • 現代政治哲学を代表する論者による入門書。原題”POLITICAL PHILOSOPHY: A Very short Introduction”の通り、(訳者の解説を含めても)200頁に満たない分量だ。それでも、現代の政治哲学で中心的に扱われる諸概念を丁寧に検討しており、勉強になることは間違いなかろう。だがその一方で、紙幅の都合上だろうが、ミラー自身の哲学的立場の展開には、明らかに不十分さが残ったように思える。

    内容としては、社会的協働の前提に何らかの連帯を想定しているというマイケル・サンデルによるジョン・ロールズへの批判を「信頼」という形で受容していたが、これがリベラリズムにとって両立可能なのかは考えなければならないのではないか。

  • go

  • 入門書としていいね。キムリッカよりも安くて薄くて読みやすい。

  • 「1冊でわかるシリーズ」の政治哲学編。当初想定していた、多くの思想家の系譜をなぞるというスタイルではなく、政治哲学において古来扱われてきた論点、あるいは現代世界に対応して出現した新たな論点に対する考え方を簡潔に示している。批判的に読むスタイルとしては、やはり自由や正義、ネーションという概念をめぐり、概念から導きだされる帰結が論理的かどうか、どのような規範理論を導出するかを検討するのが正しいのだろう。

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