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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000268899
作品紹介・あらすじ
とめどなくグローバル化が進むなかで増大する宗教と地域紛争の関わりをどう理解するべきか?広く世界のさまざまな宗教を見わたし、ファンダメンタリズム的とされる現象や運動に共通する特徴を探る。
感想・レビュー・書評
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【サポートスタッフ企画展示:2018春 ブックリスト掲載本】
▼LEARNING COMMONS イベント情報
https://lc.nul.nagoya-u.ac.jp/event/?m=201804&cat=5
▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB01692480詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに社会科学的考察なるものをよんだが、その考察のきめ細やかさというのは自然科学の単純化されたものに比べて素晴らしいものがある。しかし同時に複雑すぎる人間系の問題に頭痛がする。研究のモチベーションが上がるという意味でいいことである。
結局のところファンダメンタリズムは失われたアイデンティティの追求というところと関わっているようだ。何か自分たちを特別に仕立て上げたいという欲が、殺人や暴動までなってしまうとなるといささか行き過ぎであると思うのは敵対しているグローバリズムからの上から目線の批判であろうが。
宗教多元性それ自体も彼らにとっては同様にイデオロギーであるのだから。この水掛け論争は何年かに一度は起こるのだな。ああ、いい具合に頭痛。
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