反テロ戦争の犠牲者たち (岩波フォト・ドキュメンタリー―世界の戦場から)

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著者 : 広河隆一
  • 岩波書店 (2003年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000269612

作品紹介

アフガニスタン、レバノン、パレスチナ。支配と占領に抵抗し生存空間を奪われることの理不尽。

反テロ戦争の犠牲者たち (岩波フォト・ドキュメンタリー―世界の戦場から)の感想・レビュー・書評

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  • 日本の大手メディアでは決して伝えることができない、アフガニスタンやパレスチナの現実が写真と広河氏の文章で、分かりやすく、でも鋭く迫ってきます。

    一番の問題は、私たちが情報を正しく判断するために必要な情報が、正しいものなのか、作為的なものなのか、誰にも判断ができなくなっていることである。もっとも必要なときに、信頼できる情報を見分けるすべをもたないというもどかしさや、知らないまま荷担を強いられているのではないかという不安が、人びとを襲っている。

    こうした時代に・・・ジャーナリズムとは人間の何を守るための存在であるべきなのか、情報の送り手の義務とは何かを問いなおしながら、責任ある情報を発信する担い手となることを目指して、刊行したと語る広河氏の言葉に感動しました。

  • 世界は未だ戦場だらけである。アフガニスタンの難民キャンプ、レバノンの大虐殺、パレスチナの難民キャンプと自爆テロの現場・・。テレビや新聞では、その本当を知ることができないのかもしれない。著者は言う「日本のメディアは、こうした動きを捉えることには失敗しつづけている。「反テロ戦争」をスローガンとした、米国主導の武力による世界再編の大きな流れを、きちんと私たちに知らせることもできなくなっている。私たちの危機感も焦りも深まるだけだ」と。そこでこのシリーズが創刊された。写真の持つ圧倒的情報が、魂を揺さぶる。動揺する。この平和な国で、普通に毎日を過ごすことが、許されないことにすら思えてくる。それほど、彼の地は悲惨である。僕と彼等、ただ生まれた場所が少し違っただけである。本当に同じ地球上のことなのだろうか・・・。それほどまでにこの地球は未だに大きい。

  • 前に読んだ『子供に伝えるイラク戦争』よりももとつっこんだ内容。主要メディアからしか伝わらない反テロのイメージしかもっていないと自分はいかに世界の流れや現実を知らないのかと思い知らされるだろう。この本のシリーズはいかに私が現実を知らないか、マスコミが表面的なことしか伝えないか、人権や命の尊さとは何かを教えてくれる。彼の写真集は何回か見たことがあるので目新しさから言って4.

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