漱石 心 (祖父江慎ブックデザイン)

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著者 : 夏目漱石
  • 岩波書店 (2014年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000269735

作品紹介

「裸の漱石」に迫る。漱石の自筆原稿をもとに本文を作成。書き間違いもそのまま。「…」の数もそのまま。執筆の息づかいが伝わる21世紀版『心』。

漱石 心 (祖父江慎ブックデザイン)の感想・レビュー・書評

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  • 誰もがしっている夏目漱石の「こころ」
    是非、全文読んでみては?

  • この本は、いいよ。

  • とにかく想定が素敵です。夏目漱石自身が手がけた装画もいいし、読んで良し眺めて良し。値段もお手頃。
    「こころ」は教科書でお馴染みだけど、今読んでもまったく古臭くない。ミステリっぽくもあり、誰もが感じる人間関係の複雑さであり…。そして夏目漱石は書き出しが印象的。何度読んでも面白いのです。

  •  本は知識を得るものとして、読んでは捨て読んでは捨てているけれど、ずっと手元に置いておきたい本もある。
     漱石の自筆原稿を、誤字もそのままにおこし、見返しには自身が描いた装画を使用。大正3年に朝日新聞に掲載されたそのままのスタイルを守って甦った漱石の「心」。手触りも文体も装丁も、私の大好きな「ザ・本」です。
     
     内容は教科書でも読んだことのあるおなじみのものだが、読み返してみると先生のエゴに改めて憤りを感じる。「やっちまったことは仕方がないぢゃないか。自責の念に駆られていつまでもうじうじと…!挙句の果てに死んでしまうなんてKに対しても奥さんに対しても失礼ぢゃないか。しかも明治天皇崩御に伴う殉職と絡めて自殺の言い訳するなんて男らしくない!」と本人をなじってやりたい。
     そして「私」が先生の何に惹かれて家に通うようになったのか、プー太郎である先生から何を教わっていたのかが疑問として残る。

  • よく出来たストーリー、説得力のある内容。語り部となる学生が出会う「先生」の秘密が最後の長い手紙で解き明かされていく。
    自殺を図る理由にも納得がいくが、残された奥さんご真相を知らされないのはある意味残酷でもある。自殺した先生は知られたくないと思うだろうが。
    手紙の終わりとともに物語が終わるのも斬新で余韻を残す。武者小路実篤の友情もこれを模したのだろうか。

  • 連載100周年を記念して、昨年末に発売されたメモリアル版。間違いもそのまま残してあったり、内容もさることながら、コレクションとしても持っておきたい一冊。

  • 読始:2015/1/23
    読了:2015/2/8

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