マクルーハンとヴァーチャル世界 (ポストモダン・ブックス)

  • 岩波書店 (2005年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784000270830

みんなの感想まとめ

メディアとその影響力についての深い洞察が展開される本書は、新たなテクノロジーとメディアがどのように私たちの文化や思考に影響を与えているのかを探求しています。特に、マクルーハンの理論を通じて、メディアが...

感想・レビュー・書評

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  • メディアはメッセージである。
    新たなメディアによる革新的な変化が理解できれば、それを予見し、制御することができる。
    マクルーハン理論は、それゆえに、正しく使えばメディアが人間に影響を及ぼすメカニズムを明らかにできる教育の道具として導入されることになる。
    ヴァーチャル世界の言説は新しいテクノロジーとメディアについてまわるだけでなく、実はそれによって構築されている。

  • 私の青年時代,'70s末はマクルーハンの晩年にあたるのだが,その頃は非常にウサン臭い学者,というより文明批評家と見られていた.そのあたりは本書でも言及されている.その少し前の'70s前半には非常に影響力があったし,私も影響されたクチである.

    本書では,その後のポストモダン思潮や,実際に展開してきたIT技術,サイバースペース概念を経て,なお今マクルーハンの思想はどうなのよ,という話.思想的に隣接位置にあるボードリヤールあたりとぶつけたり摺り合わせたり,デリダで漉してみたり.賞味期限切れの無理筋なところもあればまた,まだ使えそうなところもあり,か.

    解説に,吉見俊哉『マクルーハンを甦らせる方法』というエッセイ(あまり本書の解説にはなってない)があって,そっちはそっちでちょっとおもしろい.

  • マクルーハンの論理は紹介に終わってしまっているが、ヴァーチャルな世界がすなわち、「クール」なメディアだということを分かりやすく、そしてシンプルに紹介するに終わっているところが残念ではあるが、実際にそれ以上は、僕らが読み取っていく必要がありそうだ。まさに「ホット」に。

  • 書き言葉の発明によって、現代の視覚中心の文化が発達してきたんですね。

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