- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000271110
作品紹介・あらすじ
土の中から姿をあらわす、大昔の人たちの生活のあと。これらの考古資料はいったい何を語るのか。分布や年代の考え方、文献史学や民俗学とのかかわりなど、考古学の方法をやさしく論じる。そして、モールス以降の日本近代考古学の歩みを概観、「古代への情熱」と科学的な目で追究した研究者たちの足跡を追う。考古学の未来を拓くユニークな案内書。
感想・レビュー・書評
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▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00078773
2002年に死去した考古学者、佐原真。彼はもともと日本の弥生時代の専門家として知られていたが、40代のとき、とあるきっかけから「考古学をやさしくしよう」という活動を大きな目標として掲げ、強力に実践していった。また彼は、考古学を現代社会に役だつ学問にしたいと考え、この方面の活動にも積極的に取り組んだ。
本シリーズは、そんな佐原真がやさしい文章で表現した著作を、テーマ別に精選したものである。考古学がたんに大昔を探るだけの学問ではなく、現代あるいは未来と深く関わりをもちうるものであることを、ただちに知ることができるだろう。考古学だけでなく、歴史全般に関心をもつ人たちにぜひお奨めしたい。
(推薦者:行政政策学類 菊地 芳朗先生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
考古学の入門書として初心者にも読みやすいないようになっています。
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蔵書ではありませんが(え
おススメのシリーズです