- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000272018
作品紹介・あらすじ
ナポレオンはフランス革命の継承者だったのか、それとも破壊者だったのか。大帝国の名のもとに行われた彼の支配は、ヨーロッパのそれぞれの地域に何を遺産として残したのか。ナポレオンが目指し、成し遂げ、断念したものは、彼が築き上げた帝国の実態にこそ表れている。近年目覚ましい展開を見せる新たなナポレオン研究の成果を見渡し、行政組織、法制度、軍事、経済、教会と国家、帝国エリートの編成、従属国支配など、主要なテーマに沿って、ナポレオン体制の現実を総合的に解説した得がたい一冊。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/56834詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
130707 中央図書館
これはちょっと読むのがきつかったな。システムを明快に解き明かすというもので期待したのだけど、制度(これも確かにシステムなんだが・・)についてのマニアックな解説のような感じ。 -
[ 内容 ]
ナポレオンはフランス革命の継承者だったのか、それとも破壊者だったのか。
大帝国の名のもとに行われた彼の支配は、ヨーロッパのそれぞれの地域に何を遺産として残したのか。
ナポレオンが目指し、成し遂げ、断念したものは、彼が築き上げた帝国の実態にこそ表れている。
近年目覚ましい展開を見せる新たなナポレオン研究の成果を見渡し、行政組織、法制度、軍事、経済、教会と国家、帝国エリートの編成、従属国支配など、主要なテーマに沿って、ナポレオン体制の現実を総合的に解説した得がたい一冊。
[ 目次 ]
第1章 序論―歴史書のなかのナポレオン
第2章 受け継いだ遺産
第3章 文官組織―ナポレオン国家の非軍事基盤
第4章 「大帝国」と「大陸軍」
第5章 帝国エリートの編成と贈与
第6章 帝国の経済
第7章 遺産
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
「ナポレオン」とタイトルにとった書物が数えきれないほどある中から、概説書を探すのってけっこう難しい。
この本は、人間ナポレオン、ではなく、ナポレオンの仕事を客観的に知るのに役立つ入門書。