ナショナリズム 1890-1940 (ヨーロッパ史入門 第期)

  • 岩波書店 (2009年8月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784000272063

みんなの感想まとめ

ナショナリズムの歴史的な展開を19世紀後半から1940年までの視点で丁寧に追った本書は、入門書としての役割を果たしています。各国のナショナリズム思想の動きを体系的に整理し、地域主義や国家におけるナショ...

感想・レビュー・書評

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  • ナショナリズムの起こりから、19世紀後半以降のナショナリズム思想に基づいた動きを国(地域)ごとに追っていくスタイル。良くも悪くもまるで教科書を読んでいるよう。この分野での一般論がさらえるという意味では読む価値あり。本文はちゃんと歴史的繋がりに沿って文章展開されている。
    さらに細分化していく為の土台、とでも言えるだろうか。またページを開いてしまいそう。
    初めてナショナリズムについて考える人や高校レベルの世界史知識がない(もしくは記憶の彼方に飛んで行ってしまって帰って来ないような)人には厳しいかも。

  •  本書は1890年~1940年までのヨーロッパにおけるイデオロギーとしてのナショナリズムについての入門書として書かれている。そのためまず冒頭の章では、ナショナリズムに関する研究史を、近代派と連続派に大別し引用・説明する。そのうえで実際の歴史上に見える地域主義や国家におけるナショナリズムの統合、偶像化、少数派ネイションと少数派民族におけるナショナリズムの表出の差異、ファシズムと過激なナショナリズムの関連性と違い、そしてナショナリズムへの同時代人の反応について一部実例を交えながら概観する。

     入門書だけあり、一般的な主流解釈を中心にまとまっている反面、著者独自の思想性は薄い(望むべくもないのだが)。教科書としてはうまく書かれており、この時代の西洋史をはじめようとしている人には手にとって損はない。

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著者プロフィール

学習院大学文学部教授
フランス近現代史
〈主な著書〉
『フランス史』世界各国史12(山川出版社、2001年、編著)『ヨーロッパ近代の社会史――工業化と国民形成』(岩波書店、2005年)『歴史学入門』(岩波テキストブックスα、2006年)『近代ヨーロッパの覇権』「興亡の世界史」第13巻(講談社、2008年)など多数。

「2016年 『ドイツ・フランス共通歴史教科書【近現代史】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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