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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784000272063
みんなの感想まとめ
ナショナリズムの歴史的な展開を19世紀後半から1940年までの視点で丁寧に追った本書は、入門書としての役割を果たしています。各国のナショナリズム思想の動きを体系的に整理し、地域主義や国家におけるナショ...
感想・レビュー・書評
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ナショナリズムの起こりから、19世紀後半以降のナショナリズム思想に基づいた動きを国(地域)ごとに追っていくスタイル。良くも悪くもまるで教科書を読んでいるよう。この分野での一般論がさらえるという意味では読む価値あり。本文はちゃんと歴史的繋がりに沿って文章展開されている。
さらに細分化していく為の土台、とでも言えるだろうか。またページを開いてしまいそう。
初めてナショナリズムについて考える人や高校レベルの世界史知識がない(もしくは記憶の彼方に飛んで行ってしまって帰って来ないような)人には厳しいかも。 -
本書は1890年~1940年までのヨーロッパにおけるイデオロギーとしてのナショナリズムについての入門書として書かれている。そのためまず冒頭の章では、ナショナリズムに関する研究史を、近代派と連続派に大別し引用・説明する。そのうえで実際の歴史上に見える地域主義や国家におけるナショナリズムの統合、偶像化、少数派ネイションと少数派民族におけるナショナリズムの表出の差異、ファシズムと過激なナショナリズムの関連性と違い、そしてナショナリズムへの同時代人の反応について一部実例を交えながら概観する。
入門書だけあり、一般的な主流解釈を中心にまとまっている反面、著者独自の思想性は薄い(望むべくもないのだが)。教科書としてはうまく書かれており、この時代の西洋史をはじめようとしている人には手にとって損はない。 -
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