地震はなぜ起きる? (岩波ジュニアスタートブックス)

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  • 岩波書店 (2021年3月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000272322

作品紹介・あらすじ

東日本大震災から10年。若い世代には当時の記憶をもたない人も増えてきました。大地震はまた必ず起こります。しかしその科学的メカニズムを理解して適切に備えれば、被害はおさえられるのです。地震の起きるしくみや歴史的な巨大地震、今後予想される地震や必要な備えを、著名な科学者がわかりやすい言葉で解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 津波の速度、水深5000mなら700~800キロ
    ジェット機並、水深500mで250キロ
    水深10mで36 キロ、短距離五輪選手並み
    スピードが遅い津波が近くにあるとそちらへ進路を曲げる
    陸地付近ではあとから来た津波に追いつかれて波が高くなる

    側方流動、建物ごと何十mも水平にゆっくり移動する
    地盤の側方流動で堤防がズタズタになる恐れ

  • 地震はなぜ起きる?
    鎌田浩毅

    ∞----------------------∞

    自分の住んでる地域は地震が少ないため、安易に考えがちなのだけど、改めて荷物や心構えなど準備をしなきゃと思った。

    過去に日本を襲った巨大地震について。地震とはどうやって起きているものなのか。その地震でどんな災害が起きるのかが先ず先の章に書かれている。

    そして南海トラフ巨大地震について。過去のデータを元に、だいたいの時期(2030年代頃)と規模(東日本大震災より大きいと思われるM9.1)を想定。大都市が含まれるため被害も相当大きくなるであろう。

    首都直下地震においては、過去のデータからM8クラスの地震は2120年~2320年と予想してはいるが、過去の巨大地震の前にはM7クラスの地震がいくつも発生しており、その確率は今後30年間に70%であること。
    東海地震は周期からしてもいつ地震が起きても明日起きても不思議ではない状況。

    緊急速報について。津波警報等はあんしんせずにより高い場所を目指して避難すること。
    家で出来ること。家具の固定。非常持ち出し品や常備品の準備。学校や会社でも同様に。
    何よりもまず自分の命を守ること。

    著者さんの自著オススメ
    「地球は火山がつくった」「地学のツボ」「地学ノススメ」

    2022/09/03 読了(図書館)

  • このあたりになると、ジュニア新書との差別化が分からなくなってくるけど、それはさておき。地学を積極的に選択してこなかった身としては、ほんの初歩的な知識すらあやふやなわけで、本書は取っ掛かりにもってこい。本著者には難易度ごとの著作があるみたいだし、順次読んでみたいな、と。

  • 地震の仕組みは動画で見た方がわかりやすいとは思うが、この本で十分よくわかった。
    ジュニアスタートブックスは(中学生には読みやすいのだろうが)読んでもちょっと物足りないと思うことが多いのだが、これは内容が詰まっていて読み応えがあった。最初に出た本だからだろうか。
    内容は必要なことばかりで、どこか削ることはできなさそうなくらい充実していた。京大の教授が地震の仕組みや日本の地震災害の歴史などを、科学的に分析していく。そして南海トラフは2030年代にはほぼ確実に、首都直下型地震も30年以内に70%の確率で起きると、理路整然と説明されたので、読んだ後寝た私はうなされてしまった。日本、活断層だらけじゃん。4つのプレートの境目じゃん。逃げ場、北海道の先っぽくらいしかないじゃん。
    子どもは経験がないから怖くないと思うけど、大人は東日本大震災を覚えている。あの真っ黒な海がぬるぬると陸地を進む様子は、テレビで見てもトラウマになった。南海トラフ地震では、東日本大震災で一番ひどい揺れだった(宮城県北部の)震度7がもっと広い範囲で起こり、東日本大震災の倍の規模の津波が起こる(最も速い到達時間は地震からわずか2分)、しかも東京・名古屋・大阪・福岡の大都市圏が含まれるのですさまじい数の人間が災害に遭うなんて、本当に恐怖だ。外国語が堪能なら移住したいくらい。
    ちゃんと備える方法も書いてはあるが、それは対処療法であって、原因をどうにかすることはできない。これほどの災害が起これば、火事になっても大けがしても道路や通信が分断されて助は来ないだろう。
    ああ、おそろしい。最近読んだ本の中でトップクラスの恐怖。
    亡霊や怨霊はこわくない。いないと思えばいないから。殺人鬼や交通事故は怖いが、自分が殺される可能性は低い。しかし、地震は確実に来る。そしてかなりの高確率で被災する。
    自分が被災するのも嫌だが、離れて住む家族やペットはどうなる?
    政治家は真剣に対策してるんでしょうね!?目先の金のことばっかり考えてないで、この本を読まなきゃだめだよ。

  • 日本は、海溝・陸の計4つのプレートの境界にあり、頻度と規模の面で地震大国である。
    過去の巨大地震の感覚から南海トラフは2030年代とされており、これは地震の世界では数少ない予想の一つである。

  • 理科の時間のおさらいに。
    地震の仕組み、分析。
    過去の震災。

    ・日本は地震列島であるとともに、津波列島である。
    ・内閣府の防災ページ

    〇南海トラフ地震が、2030年代に起こるであろうという研究者の予測。
    …知りたくなかった;;
    ←大震災になる。津波と二次災害が怖い。

    ・防災
     緊急地震速報、大津波警報、津波警報、津波注意報
     速報の空振りは有り難く受け止める。見逃しがないことに意義がある。
     家具の固定、非常持ち出し品と常備品、学校や会社での準備、帰宅、避難所での生活、災害用伝言ダイヤル。

    ☆被害の8割は防災で減らせる

  • ふむ

  • 2021.09.25

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著者プロフィール

鎌田 浩毅(かまた・ひろき):1955年生まれ。筑波大学附属駒場高校、東京大学理学部卒業。通商産業省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学教授。2021年より京都大学名誉教授、京都大学経営管理大学院客員教授、龍谷大学客員教授。理学博士(東京大学)。専門は火山学・地球科学、科学教育。テレビや講演会で科学を明快に解説する「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集め学生の人気を博した。著書に『座右の古典』『新版 一生モノの勉強法』(ちくま文庫)、『100年無敵の勉強法』(ちくまQブックス)、『やりなおし高校地学』『京大人気講義 生き抜くための地震学』 (ちくま新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)、『理学博士の本棚』『揺れる大地を賢く生きる』(角川新書)、『理科系の読書術』『地球の歴史』(中公新書)、『世界がわかる理系の名著』『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『知っておきたい地球科学』『火山噴火』(岩波新書)ほか、多数。

「2024年 『理系的 英語習得術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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