- 岩波書店 (2021年6月1日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (126ページ) / ISBN・EAN: 9784000272360
作品紹介・あらすじ
宇宙には「第二の地球」といえるような生命を宿す天体はあるのでしょうか? 火星や木星の衛星エウロパ、土星の衛星タイタン…、さらに太陽系の外にある系外惑星に生命のいる可能性について考えます。最新の宇宙望遠鏡や惑星探査の成果を盛り込んだ、夢が広がる惑星科学入門です
みんなの感想まとめ
宇宙の生命探査について、わかりやすく解説した本であり、読者は地球以外に生命が存在する可能性を考える楽しさを体験できます。章ごとに適度な長さで構成されており、子どもから大人まで理解しやすい言葉で書かれて...
感想・レビュー・書評
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ジュニア新書は難しいと感じる子ども向けに出されているジュニスタ。
正直言って普通に読める人(子どもでも)なら小一時間で読める。しかし、もともとジュニア新書のターゲットだった中学生の、現実の読解力を考えればこれくらいがちょうどいいのかなと思う。
とにかく親切。初めに内容のまとめがあるし、大事なところは字の色を変えてあるし、巻末には関連書籍の紹介もある。(しかし、ジュニスタと比べるとかなり難しい本も入ってる。大丈夫か?)
ライバルは本じゃなくてネットなんだよね。ネットで調べるより分かりやすく親切でちゃんとしてるってことでしょう。
大人としては、引っかかる文章もある。「ちなみに、価値観や世界観の大変革が起こることを、今でもこの出来事にちなんで「コペルニクス的転回」とよんだりします。」(p8-9)「ちなんで」があるならはじめの「ちなみに」は要らないし、「よんだりします」も「よびます」でいい。
様々な図が載っているのは良いが、はじめの3つはWikipediaから引用している。Wikipediaに載っているのは、Wikipediaを書いた人物が描いたわけではなく(図1は描いたかもしれないが、2・3は本からだろう)、どこからか引っ張ってきているわけで、そこまで調べる暇はなかったのかもしれないが、論文なら調べるだろうし、岩波の編集者が調べてもいいわけだし、岩波書店はそういうところは厳しい出版社だと思っていたが、最近は違うのか。じゃあ、普通の出版社と変わらないじゃん。
と、色々文句はあるが、小学校高学年から中学生が読むなら、十分な内容だし、とてもわかりやすい。
学校図書館に置いて読ませるには良いと思う。
ジュニア新書は大抵1000円以下なのに、こちらは本体価格1450円と高いので、ジュニア新書が読めるなら巻末の関連書籍にあるジュニア新書を買って読む方が良い。あくまでジュニア新書は難しくて読めない子ども向け。 -
大人ですが、図書館で見かけておもしろそう!と借りてみました。
章ごとの長さが長過ぎず、短過ぎず、言葉も簡単で、とても読みやすかった。
惑星探査の手法の話では、高校物理で勉強していたようなことが実際に科学の世界で応用されているのだなと思った。
読み進めているとどんどんとスケールが大きくなっていくいくので、自分の周りの世界が縮むような、本当に広大な宇宙を感じられるような気がした。
もう少し大人向けの同じジャンルの本も今後読んでみたくなった。 -
地球以外に生命体がいるのか、どのようにして探すのか。それを丁寧にわかりやすく解説してくれる、興味の入口となる本。
そうなんだ! という驚きが喜びに繋がる楽しさ。関連資料も掲載され、更なる高みへと連れていってくれます。 -
小中学生に本を紹介するにあたって、新しく出ている「岩波ジュニアスタートブックス」から選んで読んでみた。数年前、著者が小学生対象に話をしてくださったのを、僕は聞いている。そのときとほぼ同じ流れで書かれている。だから、新しく知った話はたぶんなかったと思う。でも全然かまわない。最初に話を聞いたときも、こんなおもしろいことが分かってきているのかと感激した。それからいくつか関連する本を読んだりしている。太陽系内で生命がいそうな星、火星、エウロパ、タイタンそしてエンケラドス。生命が存在するかどうかも興味深いのだけれど、どうやってメタンがあるとか窒素があるとか分かるのだろう。分光学とか何かを使っているのだったか。勉強したかもしれないけれど、全く身についていない。水が流れた跡がある、と言われたら、ああそうだなあ、と言えるのだけれど、離れた対象物の性質を知ることができるというのは本当に不思議だ。そしてもっとおもしろいのが系外惑星。どうやって探すかというその方法自体もおもしろい。トランジット法とか初めて聞いたときは「なるほど」と思った。でも、惑星が恒星の前を通るときのそのわずかな光の変化をどうやってキャッチしているのか、そこがまた不思議でならない。素人には計り知れない技術の進歩があるのだろう。地球タイプの惑星がハビタブルゾーンに存在している。それがいくつも見つかってきている。地球にだけ生命が存在するなんて、もうあり得ない。知的生命だって存在してもおかしくない。それならば我々にコンタクトをとってきてもおかしくない。でも空間は広く、時間は長い。知的生命体同士がどこかで接触するチャンスは極めて少ないということなのだろうか。そして、その知的生命体は長くは存続しないということなのだろうか。
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R4年度卒業選書
生命発生の条件は星に液体があること。この条件を満たす区域のことをハビタブルゾーンといい、近年このゾーンに星が次々と見つかっています。はたして、宇宙には生命を宿す天体はあるのでしょうか?
最新情報が満載の夢が広がる惑星科学入門です。 -
宇宙本が苦手な自分にも、これはかなり楽しめた。なるほど、地球外生命体の観点で見れば、こんなに楽しく読めるものなんだという、ちょっと目から鱗的な発見。地球環境の常識から自由になること自体、かなり困難な作業な訳だけど、その前提は受け入れた上で、あり得る可能性を順次検討していく結構。系外惑星の中に地球と似た環境があるかもとか、かなりワクワクしますわな。でも宇宙スケールの悠久において、同時期的に似たような生命体が存在するって、とんでもない奇跡みたいなことかも。何にせよ、新発見が楽しみな分野。
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