ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)

  • 岩波書店
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本棚登録 : 593
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000280730

作品紹介・あらすじ

大賢人ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。彼の国では魔法の力が衰え、人々は無気力になり、まるで国中が死の訪れを待っているようだと。ゲドはアレン王子を連れ、見えない敵を求めて旅に出る。

感想・レビュー・書評

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  • 力が失われゆく世界。
    均衡のために旅立つゲドとアレン。
    魔法使いの力の使い方に学ぶところがたくさんありました。
    でもまだ物語は終わりではない。
    続きが気になります。

  • 大賢人となったゲドのもとに一人の少年が訪れた。

    少年、エンラッドの王子であるアレンは島々で魔法使いやまじない師たちが魔法を使えなくなっていること、そして魔法の存在が忘れられていること、人々の心がすさんできていることを告げる。

    その言葉を受けて、ゲドは少年とともに世界の均衡を取り戻すための旅にでる。

    生と死について色々語られる物語だったように思います。
    アレンの若さゆえに持つ死に対する恐怖はよくわかります。

    たった一人の魔法使いによってここまで世界の均衡が崩されるというのはとても恐ろしいことではないのかなぁ……
    新たなクモが現れたりしないのだろうか。

    最後の最後、竜のカレシンに乗ってアレンとゲドが戻ってくるシーンは壮観であろうなぁ~
    アレンはその後アースシーの王となるが、ゲドは魔法の力を失って故郷のゴントに戻る。

  • このシリーズを最初から読んでいて今3冊目ですが、一番面白いと思いました。
    現実世界の比喩なのかな、と思いながら読んでしまうので、もっと子供のころに素直に読みたかったな、と思いますが、自分の子供時代を思うと理解できなかったかもしれません。(だから読まなかったのか…)

    • tamtam070513さん
      映画にもなった物語ですが、原作はとにかく面白かった!「大人買い」した父親に借りて、一気に全巻よみました。
      映画にもなった物語ですが、原作はとにかく面白かった!「大人買い」した父親に借りて、一気に全巻よみました。
      2012/08/10
    • ふみさん
      コメント&フォローありがとうございます!
      (私もフォローさせてもらいました)
      ゲド戦記、映画もテレビで見たんですが、全然違うのですね。驚きま...
      コメント&フォローありがとうございます!
      (私もフォローさせてもらいました)
      ゲド戦記、映画もテレビで見たんですが、全然違うのですね。驚きました。
      2012/08/10
  • 3巻が一番好き。主人公がすごい話は好き。その連れが、色んな事に悩んで迷いながらも前に進む力を持って、かつ主人公を尊敬している図も好き。よくがんばりました

  • アレンのゲドに対する不信感。長い旅でこれでいいのかと自問自答。
    もう少しアレンの心境の変化が欲しかったけど、児童文学で掘り下げては難しくなってしまうのかも知れない。
    でもそう思うのは誰にでもある事で、それを克服すると成長できるのがこの巻でわかる、
    学ぶ事が多いゲド戦記。
    何度読んだか分からないが新たな面に出会え勉強にもなる。

  • タイトル*ゲド戦記 3 さいはての島へ
    著者*アーシュラ・K.ル・グウィン
    出版社*岩波書店

    大賢人ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。彼の国では魔法の力が衰え、人々は無気力になり、まるで国中が死の訪れを待っているようだと。ゲドはアレン王子を連れ、見えない敵を求めて旅に出る。

    (あらすじより)

  • ゲドが旅を終えた後の願望として、「テナーに会いたい。オジオンさまにもお会いしたい」と呟くシーンがある。
    オジオンより先にテナーが出てくるところに、テナーへの愛情を感じたので、二人は幸せになってほしいと思う。
    が、実はそうならないことを先に読んだ次巻のあらすじで知る。読むのが怖い。

  • 2巻はずいぶん前に読み終わっていたのだが、忘れていた
    のでまとめて。2巻も3巻も主人公はゲドではない。テナー
    とアレンかと言うと、一応はそうだろうが、本当はそうでは
    ないだろう。2巻は名付けるということ、名前の持っている
    意味、3巻は名付けることによって生まれる境界の有り様
    つまりゲド戦記とは名前という魔法、名付けるという魔法に
    ついての物語なのだ。それは言葉というものの持つ魔力の
    お話しだと言ってもいいだろう。日々簡単に意識しないで
    使っている言葉の中にこそ人の力が秘められている。

  • かつて若いゲド自身が教わったことを、今度はゲドが教える立場として語る。
    通して読んでいる人間には感慨深い。
    大賢人ゲドさん。
    偉大なる魔法使いだが、決して無敵ではない。
    無敵であろうとすることはバランスを崩す行いだから。
    だから毎回弱ってる。死にかけてる。
    苦労も絶えないゲドさん。
    でもそれもバランス、調和。

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著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

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