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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784000280754
感想・レビュー・書評
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大きなふしぎな出来事と、小さなありふれた出来事と。
どちらも大切だということに気付かされました。
そして、人の手のぬくもりのもつ、力の大きさ。
読み終えた後、自分の家族が、今まで以上に愛しく感じるようになりました。
読んでよかったと思える物語でした。
時間が経ってからまた読み返そうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前読んだとき、年を取ったゲドとテナーが、テハヌーと別れ、残されたラストに胸が潰れたので(なんか、「年寄りを残す」ってつらいな、と思った)、なかなか読み返す気持ちにならなかったのだけれど、今回読んでみて、ラストの、テハヌーとゲドのシーンが、寂しいと同時に立派に成長して旅立ったテハヌーへの、溢れる想い…愛…を感じて、決して暗い感情ばかりじゃないことに嬉しく思えた。
そう読み取ることが出来て良かった。 -
人間は欲深い生きものだ。
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きっとたくさん読み解く事はあるんだろうが、
「永遠の命なんてろくなもんじゃないよ」
というお話なんでしょう。
ゲド戦記とタイトルにあるために、いよいよの時にはやっぱりハイタカなのね、となるもんだとおもっていたのであるが…
納得はできるのであるが、ファンタジーなのだからそこはカッコよく終わって欲しいという安易な感想を持ってしまった。
ちょっと寂しい。
1968年にこのシリーズが出版されたらしい。
そんなに大昔に書かれた物ではなかったみたいだ。
その頃の日本ではファンタジー小説というジャンルは認知されていたのだろうか?
どこからファンタジーと定義するのかもややこしいのかもしれないなぁ。
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ゲド戦記第六部にして完結編。本作は「外伝」=「ドラゴンフライ」の後日談を含むので、旧版と新版でナンバリングが逆になるが、あちらを先に読んでおいたほうが良い。
竜と人間、<アースシー>が抱える謎と問題が明るみになり、これまでの主要人物が結集することに。激しい戦いやハラハラするような展開はなく、過去作よりややトーンダウンするものの、各キャラクターそれぞれの内面を細やかに描きつつ、物語は静かに結末に向かっていく。若い愛、成熟した愛、民族や種族を超えた愛などが目をひくなか、生死に対する人間の業のようなテーマ性もあり考え深い。シリーズすべての決着をみるラストには、訳者あとがきにもあるように、長い旅を終えたような安堵感がある。ル=グウィンも世を去り、新たに<アースシー>の物語が紡がれることはないが、いつまでも人々の心で生き続けていく気がする、奥深いファンタジーだった。 -
冒険モノの方がよく読める。
死者とは何か、竜とどう違うのかが問題となっていてテハヌーの姉妹がテナーと関わりあう。
あと一冊で終わるのが惜しい。
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タイトル*ゲド戦記 5 アースシーの風
著者*アーシュラ・K.ル・グウィン
出版社*岩波書店
故郷のゴント島で妻テナー、養女テハヌーと共に静かに余生を送るゲド。竜が暴れだし、ふたたび緊張が高まるアースシー世界。テハヌーは王宮に呼び出され、レバンネン王から重要な使命を与えられる。
(あらすじより) -
惰性で読みました。
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一気に5巻まで読み切った。4巻までの話が関り合い、ひとつの物語を紡いでいく。描く世界は深くて、すべてがすんなり理解できたわけではないけど、読んでよかった!
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ゲドとテナーの時代が過ぎ、テルーの話。
他と比べて、いまいち。 -
人とどう話せばいいか。
どう聞けばいいか。
自分はどうあるべきか。
なんか、そんなこと、教わった。
改めて、気付かされたと言うか。 -
中学生のときに読んだことがあって、4巻で挫折しました。
時間もたったので再読してみたところ記憶にあったゲド戦記のお話よりも面白く感じた。
巻を追うごとに暗くなっていくので昔の私にはついていけなかったかと。
先に外伝を読んでおくといいって言うのを知りつつも先に5巻を読んでみた
確かに外伝を先に読んでおくのもいいですが、まあ読まなくても大丈夫かな。
ゲドは力がなくなるし、竜は去っていくし…で少し寂しかったけどこれはこれで前に進んでるんだなと思うとなんともいえない…
4、5巻が大分後になってから書けるようになった(時代の流れ的に)っていう作者の言葉に納得です -
成る程、実際外伝読んでからこれ読まないと意味が通じない所があるような。
偏見や習慣といった強固で重い枷を、根の異なる者達が恐る恐る心を開いていく事で外して行く。という、大変美しい話ではあるのですけどね、
退屈を受け入れろと女は言う。女は、抜け殻のような男の微笑みを喜ぶ。
俺は、酔いもせずに女の話を心から楽しんで聞き続ける男など、それこそ幻想だと思っている。 -
(2006.12.25読了)(2006.08.03購入)
(「MARC」データベースより)amazon
魔法使いゲドの生涯とアースシー世界の光と闇を描く壮大な物語の第5巻。故郷で妻テナー、養女テハヌーと静かな余生を送るゲド。竜が暴れだし、再び緊張が高まるアースシー世界。テハヌーは王から重要な使命を与えられる…。
☆関連図書(既読)
「闇の左手」U.K.ル・グィン著・小尾芙佐訳、ハヤカワ文庫、1978.09.30
「影との戦い ゲド戦記」ル・グウィン著、岩波・同時代ライブラリー、1992.03.16
「空飛び猫」ル=グウィン著・村上春樹訳、講談社文庫、1996.04.15
「帰ってきた空飛び猫」ル=グウィン著・村上春樹訳、講談社文庫、1996.11.15
「素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち」ル=グウィン著・村上春樹訳、講談社文庫、2000.08.15
「空を駆けるジェーン」ル=グウィン著・村上春樹訳、講談社文庫、2005.03.15
「影との戦い ゲド戦記Ⅰ」ル=グウィン著・清水真砂子訳、岩波書店、2006.04.06
「こわれた腕環 ゲド戦記Ⅱ」ル=グウィン著・清水真砂子訳、岩波書店、2006.04.06
「さいはての島へ ゲド戦記Ⅲ」ル=グウィン著・清水真砂子訳、岩波書店、2006.04.06
「帰還 ゲド戦記Ⅳ」ル=グウィン著・清水真砂子訳、岩波書店、2006.05.10
「ゲド戦記外伝 ゲド戦記 別卷」ル=グウィン著・清水真砂子訳、岩波書店、2006.05.10 -
テハヌーが行っちゃってすごくさみしかった。
なんだかレバンネンも彼らしくないし…とは言え、昔の彼はこうだったね。
テナーのゲドへの深い愛が感動。
終わってしまってさみしいよぅ -
もう1回、1巻目から読み直してみたくなりました。
地理や人物が頭の中でこんがらがってきたので整理しなくては。 -
ああ、ゲドはもう、このままなのだなぁと、寂しくもあるけれど。レバンネンが相変わらず色々な葛藤を抱えつつも誠実に生きていて、きっと彼はこの先も格好良いのだろうなと思ったりして。
テハヌーも随分成長して良い娘さんだと、その活躍に目を細めたり。
アイリアンのまっすぐな感じが素敵で。
それにしてもテナーは随分、血気盛んと言うかなんというか…そんなに惚れたりイライラしたり、忙しいのね。見ていてちょっと、イラッとしてしまった^^;
それでも読後感が爽やかなのは
最後の森で、みんなが一つの事に向かう事
ゲドとの何気ない、前向きな会話が よかったなー。
やっぱり最後はゲドなのだ。少しは元気になったかな、ゲド。 -
ゲド戦記5作目。
著者プロフィール
アーシュラ・K.ル・グウィンの作品
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