ユダのいる風景 (双書 時代のカルテ)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000280952

感想・レビュー・書評

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  • ユダは復権されたと考える認識が、近年、新約聖書学会で優勢を占めつつあるか否か知ることが出来ない。諸説紛々ではなかろかうか。図書館本。

  • 著者は新約聖書学者にてグノーシス主義研究者。ユダとは誰か、古代・中世・近現代へとユダのいる風景の変遷を辿る、07年刊

  • とても軽く読める「ユダ入門」的な本。著者本人も前書きで言っているように、前著『ユダとは誰か』がユダの聖書学的考察であるのとは対照的に、この本は、聖書や小説を含む様々な「物語」の中で、ユダが文学的にどのように表現されてきたか、に重点が置かれています。「ユダ像の解釈史」といってもいいかも。ただ、聖書を解説した前半は、軽すぎて説明不足になっているので、前半部分を詳しく理解したい場合は『ユダとは誰か』を読むことをおすすめします。

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著者プロフィール

あらい・ささぐ氏は、1930年生まれ。東京大学教養学部、同大学院西洋古典学専攻を経てドイツ・エアランゲン大学で神学博士を取得。原始キリスト教史・グノーシス研究に開拓的な業績がある。現在、東京大学および恵泉女学園大学名誉教授、日本学士院会員。著書『荒井献著作集』(全10巻+別巻、岩波書店)、『使徒行伝』上中下(新教出版社、現代新約注解全書)ほか多数。

「2018年 『キリスト教の再定義のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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