知覚と感性の心理学 (心理学入門コース 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000281119

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  • 第5章よいとは何か:知覚(視覚)における「よい」とは何かについて、幾つかの視点からの研究事例をコンパクトに紹介してくれて有益。物体認知におけるよい眺め/ゲシュタルト心理学を引き継いだパターンのよさの定量化/単なる幾何学的な規則性ではない、総合評価・感性評価としてのよさ(おもしろい、好きなど)/実験美学とその後の印象評価研究が示すよさ・美しさと好みの個人差などなど。しかし、まだここまでしかわからないのか!とも思わされる。

著者プロフィール

三浦 佳世(ミウラ カヨ)
九州大学大学院人間環境学研究院教授(学術博士)
主 著 共視論―母子像の心理学(講談社選書メチエ) (分担執筆) 講談社 2005年
    感性の科学―心理と技術の融合 (分担執筆) 朝倉書店 2006年
    知覚と感性の心理学(心理学入門シリーズ1) 岩波書店 2007年
    知覚と感性(現代の認知心理学1) (編著) 北大路書房 2010年
    新・知性と感性の心理―認知心理学最前線 (分担執筆)福村出版 2014年

「2016年 『感性認知 アイステーシスの心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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