『荘子』―鶏となって時を告げよ (書物誕生―あたらしい古典入門)

著者 : 中島隆博
  • 岩波書店 (2009年6月19日発売)
3.75
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :30
  • レビュー :2
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000282925

作品紹介

事物の生成変化に寄り添い、自由の根源的な可能性を指し示す「喜びの倫理」(ジル・ドゥルーズ)へ。現代哲学の最先端の課題とも響きあう、新たな『荘子』像の誕生。

『荘子』―鶏となって時を告げよ (書物誕生―あたらしい古典入門)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • これまでの荘氏解釈を様々に批判的に位置づけつつ、最終的にドゥルーズを荘子に読み込む。それで在り続けることによって自己・他者・世界そのものが変容するような時間。近傍における出来事へ。

  • 荘子の学説の核は万物斉同ではなく物化だとし、「神秘主義」「妄言」と評される『荘子』をロジカルに読み解いていく。
    このシリーズは初めて読んだのだが、古典の解釈のみならず古典の受容史(『荘子』の場合古代中国から80年代のアメリカまで)も取り扱っていて興味深い。冒頭の湯川秀樹の訳もユーモラスでツカミOKといった具合。読み応えがあった。

全2件中 1 - 2件を表示

中島隆博の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
國分 功一郎
フランツ・カフカ
トマ・ピケティ
有効な右矢印 無効な右矢印

『荘子』―鶏となって時を告げよ (書物誕生―あたらしい古典入門)はこんな本です

ツイートする