学校の「空気」 (若者の気分)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 109
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000284516

作品紹介・あらすじ

「学力」と「生きる力」の間には何があるのか?自分をウチと呼ぶのは「普通」であることの表現?友だち関係、先生との関係のリアルとは?「学力」/友だち/教師/将来という4つの扉からせまる、学校の「空気」。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の学生時代と照らし合わせて、納得いく部分が多かった。リアルな学校像を提示しているとおもう。

  • • 学校教育の目的
    ○ 社会化と選抜
    ○ 対象者の現在に介入し、対象者を変容させ、それぞれの将来へと送り出してゆく働き
    ○ →しかし、学校は個人を越えて社会を作る場でなければならない

  • 三葛館一般 367.6||WA

    学校のクラスの中で流れる「空気」。
    生徒たちは毎日、どんな「空気」を吸って学校生活を送っているのでしょうか。
    「学力」「友だち」「教師」「将来」4つの切り口から迫ります。
    この他、若者の気分シリーズ『趣味縁からはじまる社会参加』『スピリチュアリティのゆくえ』『思い込みの性、リスキーなセックス』『シャカイ系の想像力』(いずれも岩波書店刊)もあります。併せて読んでみてください。

                                   (ゆず)               

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=61576

  • 「学力」/友だち/教師/将来という 4つの扉からせまる、学校の「空気」。 ―
    http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/7/0284510.html

  • 目次:はじめに、1.「学力」-差異の刻印、2.友だち-教室という劇場/戦場、3.教師-親密性の濃淡、4.将来-野心の偏在,夢の強迫、おわりに、もっと知りたい人のために

  •  神奈川県の中学校を複数抽出し、中学2年生の生徒、保護者対象に行ったアンケートの分析をもとに書かれている。データも2009年と新しい。
     文体は堅いが、内容はそんなに難しくない。そして、主観とはいえアンケート調査を根拠に論を展開しているので説得力がある。興味があれば、高校生でも読めるだろう。

     読んでいて、「痛いところ突かれたなあ」と思うところあれば、「そういう風にとらえることもできるのか」と感じるところもあった。
     世の中には文科省の掲げる理想の学校像と、実際の現場の子どもたち、あるいは教員の抱える現実の学校像がある。本書に書かれているのはもちろん、「現実の学校像」の方だ。ここで分析された、現実の学校、リアルな生徒の感覚を参考にマネジメントサイクルを組んでいけば、今よりも「ベター」な学校が生まれてくるのかもしれない。

     これから学校で働く上で、心の片隅に内容をとどめておきたい本。

  • 質問紙によるデータを解析した結果から、現在の中学2年生たちの心境・状況を描き出している。内容は薄いが、全般的なので、確かに「空気」を感じることができる。
    また、巻末の参考図書の解説には興味がわいた。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階 請求記号371.3/H84

  • 教育の状況をアンケート調査を使って考察。ここで出ている結果自体は妥当というか、よく聞く教育の現場の状況と一致したもの。その点では新しさはないが、状況確認にはよい。4章の将来の問題については、現代社会を理解する基礎になりそう。「共同性」か、「目的性」か。この問題は学校内部だけのにとどまらず、以後のライフスタイルに関係してくる問題として興味深い。

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著者プロフィール

東京大学大学院教育学研究科教授

「2018年 『文系大学教育は仕事の役に立つのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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