趣味縁からはじまる社会参加 (若者の気分)

  • 岩波書店 (2011年6月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784000284554

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

趣味を通じた社会参加の可能性を探る内容が魅力的な一冊で、若者が趣味を通じてどのように社会とつながるかを考察しています。江戸時代から続く趣味の交流の歴史を振り返りながら、現代の若者が抱える孤立の問題に対...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館より

     本のタイトルは若者の気分と趣味縁ですが、それへの理解の助けのために社会関係資本の解説が入っていたり、サークル活動の歴史などに触れられていたり、最終章は若者の趣味縁についての統計があったりと、
    ページ数は短めで読みやすい本ながら内容はしっかりと詰まっていたと思います。

     江戸時代から浄瑠璃や俳句などの趣味縁の世界では、人々は身分を越えて趣味を通して情報交換をしていたそうです。現代も年齢や立場の違いを通して趣味でさまざまな人がつながっていると思いますが、
    身分がはっきりしていた江戸時代でもそういうつながりがあったのかと思うと、人々の趣味とそれを楽しむ同行の士の存在は大きかったのだな、と思います。

  •  「自分の好きな趣味に閉じこもり、孤立していく若者」という、ありがちな若者像に対抗して、「趣味」を通じた先に、若者たちが社会へとつながっていく可能性を議論した本。
     ロバート・パットナムの「社会関係資本」という言葉を手がかりにしつつ、趣味と公共、社会参加へのつながりの可能性を理論的に明らかにする章や、日本における「趣味縁」と公共とのつながりを歴史的に外観する章など、これからの若者の社会参加を考えていくうえでは欠かせない本だと思いました。
     ボランティアやNPOなど社会参加に関わっているかたにも、また、逆に趣味で人とつながることに興味のあるかたにも読んでいただきたい本です。

  • 趣味縁が若者の社会参加に繋がるのでは!?というメッセージの提案書、という感じ。答えの提示というよりも一つの考えの入口提示のように感じました。

  • 三葛館一般 367.6||WA

    若者の気分シリーズ

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=61578

  • 2014/07/29読了。

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著者プロフィール

浅野 智彦(あさの・ともひこ):1964年、仙台市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学教授。著書に『若者の気分 趣味縁からはじまる社会参加』(岩波書店)、『「若者」とは誰か──アイデンティティの社会学』(河出書房新社)、編著書に『検証・若者の変貌 ──失われた10年の後に』(勁草書房)などがある。

「2025年 『自己への物語論的接近』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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