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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784000284882
作品紹介・あらすじ
「平均」を探り出す数量調査。「極限」を抉り出す個別事例分析——対極をなす二つの手法の往還の中でのみ見える主題を追い続けてきた著者には、方法をめぐる独自の理論があった。見田社会学を支える方法論を示し、新たな世代のために社会学の多様性と可能性を拓く。収録作品:「越境する知」,「「社会」のコンセプトと基本のタイプ」,「自我・主体・アイデンティティー」,「時間と空間の社会学」,「価値意識の理論 骨格」,「社会意識研究の諸データ」,「数量的データと「質的」データ」,「「質的」データ分析の方法論的な諸問題」
感想・レビュー・書評
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『社会科学入門』(2006年、岩波新書)に収められた論考や、著者自身が編者の一人に名を連ねている『岩波講座現代社会学』に収められた論考など、8編を収録しています。
「価値意識の理論 骨格」というタイトルをもつ論考は、著者の修士論文がもとになっているもので、その後『現代日本の精神構造』(1965年、弘文堂)に収録された文章です。巻末の「定本解題」で著者は、「さまざまな分野の先行研究を整理し体系化したような仕事で、オリジナリティのあるものではない」と述べていますが、整理の仕方に著者特有の分析方法が明瞭に示されており、著者の理論的思索の出発点を知るという意味で興味深く読みました。
また「社会意識研究の諸データ」「数量的データと「質的」データ」「「質的」なデータ分析の方法論的な諸問題」といった論考は、実証的な立場を離れることなく、しかも同時に価値意識など「質的」な解釈へと入り込んでいかざるをえない社会学という学問の方法論的な基礎についての著者自身の考えが明らかにされています。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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