ランボー、砂漠を行く アフリカ書簡の謎 (岩波人文書セレクション)

  • 岩波書店 (2012年10月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784000285544

みんなの感想まとめ

底知れぬ渇きと無邪気さを抱えた詩人の放浪が描かれた作品は、詩と人生の境界を探求しています。主人公のランボーは、詩作を放棄し、アフリカで商人として新たな道を歩む一方で、彼の残した手紙や行商の体験が、かつ...

感想・レビュー・書評

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  • その詩人は
    底知れぬ渇きを抱えて
    放浪を繰り返した
    限りない無邪気さから生まれた詩(うた)に
    世界中の詩人が蒼ざめたその頃
    彼は砂漠の商人
    詩なんかより旨い酒をなどとおっしゃる
    永遠の詩人、ランボー
    あんな男、ちょっといない 
           サントリーローヤルのCM(なつかしい)

  • めっぽう面白い。詩作を放棄してアフリカで商人として行きたランボー、しかし、残したドライな手紙と徒歩行商、郵便という時間、アフリカの時間、それらがむしろかつての詩の内容となり、人生がそのまま文学的営為となる。慄然としながらも、わくわくとしてしまう。

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著者プロフィール

評論家、詩人。ランボー、村上春樹論等で活躍。2009年『ランボーとアフリカの8枚の写真』など一連の紀行により藤村記念歴程賞受賞。
『ゆるゆる人生の歩き方 金子光晴の名言から』(言視舎) 『テロの文学史』(太田出版)ほか著書多数。

「2020年 『笑う桐野夏生 悪を書く作家群』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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