教育する大学――何が求められているのか (シリーズ 大学 第5巻)

制作 : 広田 照幸  吉田 文  小林 傳司  上山 隆大  濱中 淳子 
  • 岩波書店
4.33
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000286152

作品紹介・あらすじ

本書では、「教える‐学ぶ」という関係の変容、「大学教育と職業」の関係の次元、そして「グローバル化が進む社会・世界の中の大学のあり方」という三つの柱に立脚しながら、「誰が誰に、何をどのように、何のために教えるのか」という問いをめぐり議論が展開される。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 学ぶ側と教える側をとりもつ「大学」を考える上で参考になった。大学を学校化するには、学ぶ側より教える側の意識改革に依るところが大きい。その具体的な施策は、近年におけるアメリカ由来の大学教育の大道具・小道具を採択するかの議論に傾かざるをえない雰囲気がある。どういったシステムやツールを取り入れるか、又はどういった学生に応需しなければならないかは、各大学の委ねられていることまでは容易に理解できる。そうした施策を取り込み「コンピテンスモデル」を究めると「学問」を用いた職業教育機関になる、と思えてならない。そして、名実ともに国内外を問わずに大学自身が「学問の府」を選択できる大学は、さらに限定されていかざるを得ないと感じた。

  • 推薦者 情報システム工学科 曽根宏靖 先生

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50101543&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

全3件中 1 - 3件を表示

広田照幸の作品

ツイートする