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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000286619
感想・レビュー・書評
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「紅楼夢」に熱中した有名人は多く、紅迷(ホンミー)と呼ぶらしい。魯迅も毛沢東も。初めてチャレンジした。美少女が多いだけあって脚注を見ると王昭君、西施、楊貴妃などがたびたび登場する。美人の描写が魅力的。現代的にしたこともあり、賈宝玉を「宝ちゃん」林黛玉を「黛ちゃん」と読んだり、自然な訳に努めたと思うが、少しイメージが合わない点も多い。難しいもの。第5回で12曲の舞曲からなる「紅楼夢」が登場する。第6回の冒頭では、賈宝玉と年上の侍女襲人のやりとりが生々しく、楽しい。薛宝釵と母が賈家の屋敷(栄国府)に到着し、主人公が揃っていく。掉尾の解説が分かり易い。文革の時代にさえ禁書にならなかったとは信じ難い。
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