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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784000286626
作品紹介・あらすじ
今や皇帝の貴妃となっ元春の里帰りのために、贅の限りを尽くして造営された「大観園」。豪奢の限りを尽くしたこの園に宝玉と少女たちはやがて移り住むが、華やかで幸福な日々の中、なぜか少女たちは悲惨な未来を暗示する謎々を作る──。繊細な美少女・林黛玉の魅力も遺憾なく発揮される、注目の第2冊!
みんなの感想まとめ
華やかで贅沢な「大観園」を舞台に、賈宝玉と少女たちの複雑な人間関係が描かれます。特に、宝玉が少女たちの紅を食べたり作ったりするシーンは、彼らの無邪気さと社会的な立場を考慮できない幼さを象徴しています。...
感想・レビュー・書評
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宝玉が女子の紅を食べる/紅を作る/それらを注意されるシーンがこの冊内に複数見られる
金釧児においては悲劇の前兆となっており、慣れ親しみすぎて少女たちの社会的立場の考慮できなさにも繋がっている
その一方で葬花や扇子裂き、賈薔を想う齢官への寄り添いなど繊細な心配りもできる面があるので決定的に嫌な人物とも言えない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第88回OBPビブリオバトル「男女」で発表された本です。
2023.1.31 -
林黛玉、薛宝釵、史湘雲たち少女が輝くような美しさ、そして若々しさを感じさせる。第17・18回では歌会でそのような少女たちが五言絶句や七言律詩を作る場面が文化の凄さを感じる。薛宝釵は15歳の誕生日を迎えたばかりながら、賢女ぶりを発揮し、大人びた魅力。一方で、賈宝玉が子供っぽく、まるで幼児。たわいのない黛ちゃんと宝玉くんの喧嘩は痴話喧嘩までも行かず、小学生のじゃれ合いのよう。19回では香を嗅ぎ、くすぐる場面が出てくるが、色気も感じないほど。それにしてもこのような大家族の貴族の優雅な日々。清の衰退が避けられない運命だと思う。
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この第二冊では、主人公の少年とそれを取り巻く少女たちの関係が動き始める。また彼らの小者・侍女なども同世代の少年・少女でたくさん登場する。その舞台となるのは、大観園という広大だがひとつの閉じた空間で、見方によっては学園ドラマのようでもある。もちろん皆で一緒に勉強したり、行事を作り上げたりするわけではないが、少年・少女間の恋愛・嫉妬・冷やかし等々に注目すれば、そう言いうるのではないかと思う。いずれにせよ、物語はまだまだこれから。
曹雪芹の作品
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