新訳 紅楼夢 (第四冊)

  • 岩波書店 (2013年12月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000286640

みんなの感想まとめ

物語は、主人公一族の華やかな生活とその裏に潜む財政の危機を描き出しています。第4巻では、格式ある年始儀式や新たなキャラクターの登場があり、物語の展開に新鮮さを与えています。一方で、鴛鴦や晴雯、煕鳳の運...

感想・レビュー・書評

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  • 増える詩社メンバーに格式ある年始儀式と賈家のピークを感じる一方、鴛鴦や晴雯や煕鳳の結末が暗示され始め侍女や下女たちの軋轢といった下り坂を予想させるシーンが目に見えて増える
    ターニングポイントにあたる巻

  • 薛宝釵の兄嫁・香菱、従妹・薛宝琴が大観園に加わり、一層艶やかに。連歌を楽しむ少女たちが次第に興に乗って、機知、笑い声、興奮のスピード感を感じさせる軽快な翻訳だ。(第50回)作詩の指導を林黛玉から受ける香菱の健気さ、それを見て笑う少女たちの様子が可愛い。(第48回)一方、王煕鳳が流産で体調を崩し、家庭内の世話役が無くなる時期に合わせ、家庭を取り巻く年貢について経済的な不安の知らせが・・・。(第53回)

  • 主人公一族の庭園では相変わらず、主人公美少年とそれをとりまく様々なタイプの少女たちが、漢詩をつくり宴会を開き浮き世離れした生活を続けている。ただ、それを支える一族の財政に影が差してくる。いよいよ物語が動き出す予感。次巻が楽しみ。

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