普遍の再生 (岩波人文書セレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000287838

作品紹介・あらすじ

天皇の戦争責任を否定する日本の「国民的自己愛」を裁き、アメリカの覇権主義を批判する。その思想的な拠り所としての「普遍」-ラディカルなリベラリズムの立場に立って、多文化主義やフェミニズムと対話しつつ、アクチュアルな思想的課題に取り組む。新しい世界秩序と、権力の分散と均衡のシステムを求めて、「普遍的多元主義」のヴィジョンを提案する。

感想・レビュー・書評

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  • 「現実政治においても知的世界においてもいまや死に追いやられている普遍に、私は生命の息を吹き返させたいと思う。本書はこの反時代的な企てを敢行するものである」(xii頁)。こう意気込む著者によれば、本書の立場は「自己の恣意の絶えざる批判的再吟味を迫る理念として普遍を探求する知性のみが、権力の恣意を批判的に克服する地平を開くことができる」(xvi頁)という命題に要約される。

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著者プロフィール

原理的なリベラリズムの立場に立って、憲法問題から政局まで、鋭く切り込む。1954年生まれ。専攻、法学。東京大学法学部教授。『他者への自由──公共性の哲学としてのリベラリズム』『普遍の再生』『世界正義論』『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください──井上達夫の法哲学入門』『ザ・議論! 「リベラルVS保守」究極対決』(共著、小林よしのり)ほか。

「2017年 『憲法の裏側 明日の日本は……』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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