ひとびとの精神史 敗戦と占領 1940年代 (第1巻)

  • 岩波書店 (2015年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784000288019

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  • 水木サンとか花森安治とか堀越二郎とか。

  • 歴史
    戦争

  • 沖縄の太田昌秀、広島の大田洋子、南方ラバウルの水木しげる、朝鮮半島の黄容柱、朴鐘鴻の戦争中の各地での体験はいずれもあまりにも重い。朴正熙政権の張良ともいうべき黄容柱の世界情勢(米政策)分析は興味深い。朴政権誕生の秘話。そして茨木のり子、黒澤明、花森安治、堀越二郎のそれぞれの戦後。ゼロ戦が名機とされるのは逆説で、非合理な芸術品だったがゆえ!共産党からの転向・復党・除名を繰り返した中野重治、佐久地域医療の若月俊一、女流飛行家の西崎キク、踊る宗教(天照皇大神宮教)の創始者・北村サヨの紹介はそれぞれの立場での戦後まもなくの苦悩が痛切に感じられる。サヨの言葉「確かに神風は吹いた。マッカーサーが連れてきたもので、米国から吹き付けて日本の蛆虫どもを吹きとばしてくれた。『ええ神風じゃのう』。戦争に負けたんじゃないぞ。蛆のけんかがすんだだけ。神の国をつくる本当の戦争はこれから始まる」は痛快!笑える。

  • 水木しげるが取り上げられている。

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著者プロフィール

専攻は政治社会学。1936年栃木県生まれ。1961年東京大学教養学部教養学科国際関係論卒業。1964年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。1969年同博士課程満期退学。武蔵大学文学部講師。立教大学法学部教授を経て、現在明治大学文学部教授。水俣フォーラム代表。日本ボランティア学会代表。
著書:『やさしさのゆくえ=現代青年論』(筑摩書房1982)、『管理社会と民衆理性』(新曜社1982、『歴史とアイデンティティ』(新曜社1982)、『政治の詩学』(新曜社1983)、『政治のフォークロア』(新曜社1988)、『やさしさの存在証明』(新曜社1989、1996年増補・新装版)『人生のドラマトゥルギー』(岩波書店1994)『〈やさしさ〉の闘い』(新曜社1996)
編著:『証言 水俣病』(岩波新書2000)他。

「2005年 『「存在の現れ」の政治 水俣病という思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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