朝鮮の戦争――1950年代 (ひとびとの精神史 第2巻)

制作 : テッサ・モーリス‐スズキ  テッサ・モーリス‐スズキ  栗原 彬  苅谷 剛彦  吉見 俊哉  杉田 敦 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000288026

感想・レビュー・書評

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  • 1950年は戦後の混乱期を過ぎ、ゆるやかに成長期に移行していく時代。私自身の幼少時代とも重なる。朝鮮戦争が日本の復興に寄与したとは聞いてきた事実だが、日本が植民地住民の日本国籍を一方的に剥奪し、彼らの生活が過酷になったとはどこまでも日本の罪は重い。そして朝鮮戦争の中国人捕虜たちが日本で何とスパイ訓練を受けていたという形で戦争に参加していた!裏返しで、シベリア抑留帰りの人たちの苦難は帰国後に「アカ」呼ばわりとの戦いだったとの石原吉郎氏の人生から知らされる。また朝鮮人・力道山の未だに大きな好印象・人気、彼が自らの国籍をどのように表現したのか?に迫る。水爆のビキニ環礁の名称を仏デザイナー・ルイ・レアールが爆発的セクシーな水着の名前に用いた!これまた衝撃的な初耳。単に似た名前ではないのだ!そしてビキニ環礁のあるマーシャル群島の人々が歩まされた多く苦難。この時代は朝鮮、冷戦、核、差別などがキーワードであり、苦悩の時代であることを痛感する。

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