バブル崩壊――1990年代 (ひとびとの精神史 第8巻)

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制作 : 苅谷 剛彦  栗原 彬  テッサ・モーリス‐スズキ  吉見 俊哉  杉田 敦 
  • 岩波書店 (2016年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000288088

バブル崩壊――1990年代 (ひとびとの精神史 第8巻)の感想・レビュー・書評

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  • 1995年のオウム真理教事件の世紀末的な衝撃の大きさをオウムを擁護したと見られていた宗教学者・島田裕巳への批判から改めて感じる。同氏は幸福の科学の危険性の指摘はしていたというのに・・・。島田のヤマギシ会への傾倒から始まる精神史は興味深い。麻原を死刑にすることによる殉教者としての神格化を恐れているというのは、島田らしい。確かに心理的な影響は阪神大震災よりも大きかったかも知れない。小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」「戦争論」が果たしたネット右翼への影響の大きさも、改めて教えられる。筑紫哲也と久米宏の信頼関係の大きさも、振り返ってみて大きい。久米は必ず筑紫のコメントをビデオでチェックしていたという!今はこのような報道番組は消えていきつつある。岡崎京子のへルタースケルターの思想的深さも改めて感じる。正に世紀末の見失いの時代だったと痛切に感じる。山一證券でまともな考えのゆえに去らざるを得なくなった吉田允昭という人がもし、残っていたら!このような反骨精神の人もいたのだ。

  • 苦労をすれば人の気持ちが分かるようになる
     
    カタルシス、アンハッピーエンド

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