現代メディア史

  • 岩波書店 (2018年11月29日発売)
4.00
  • (2)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 106
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784000289207

みんなの感想まとめ

メディアの進化とその歴史を深く掘り下げる本書は、現代のメディア環境を理解するための貴重な手引きです。特に、過去のメディアが現在にどのように影響を与えているのかを示すことで、著者は「バックミラーを覗きな...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 媒体ごとのタテヨコ史(米英ドイツ日本)

  • 下記のリンクでご利用ください。
    学外から利用する場合は「マイライブラリ」をご利用ください。
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000087250

  • とても手堅い入門書
    歴史は苦手なものに近づくための方法のひとつだなと思う

  • 今のメディアは過去のメディアに準拠しつつ前に進む、という話を聞いたことがあります。例えば、ページじゃないのにホームページ、フォンを忘れてもスマホ(スマートフォン)、そして強引にテレビであろうとしているAbemaTV、等々。通信と放送が融合し、コンテンツとデータが結合し、AIが生活のすべてをメディア化している「今」だからこそ、著者がまえがきで述べている「バックミラーを覗きながら前進する」ことが、結果的に未来を見ていることになるのかもしれません。本書の初版は20年前の刊行、その時点にバックミラーに映っていた世界に、新たに20年分の進んだ分を付け加えての新版です。すべての歴史が近代までは体系づけて語れるのに、現代の領域に至ると妙に不安定になるのと同じようにメディア史も旧版までは、力強い分析なのですが、デジタルが登場してからは、茫漠として来ます。フォーカスが拡がりすぎるのは、現在のメディア環境の反映なので、いいとして、最後の最後にメディア教育に対する問題提起で終わっているのが、著者のメッセージなのだと受け取りました。メディアが発信するのは「人」に対する情報だとしたら、「人」がどんな情報を情報として欲しているようになるのか、そうこれからは、テクノロジーの問題ではなく、リベラルアーツの問題がメディア論の前景に出てくる、という予言だと思いました。

  • 東2法経図・6F開架 361.45A/Sa85g//K

全6件中 1 - 6件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1960年広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。
東京大学新聞研究所助手、同志社大学文学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授等を経て現職。専門はメディア史、大衆文化論。
主な著書に『「キング」の時代−国民大衆雑誌の公共性』(2002、サントリー学芸賞受賞)『八月十五日の神話−終戦記念日のメディア学』(2005)
『ファシスト的公共性—総力戦体制のメディア学』(2018、毎日出版文化賞受賞)『あいまいさに耐える—ネガティブ・リテラシーのすすめ』(2024)

「2026年 『〈終戦〉を問い直す 日ソ戦争と8・15神話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤卓己の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×