「シベリアに独立を!」諸民族の祖国をとりもどす (岩波現代全書)

  • 岩波書店 (2013年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784000291033

みんなの感想まとめ

シベリアの民族の独立を求める歴史的背景と、知識人たちの交流を描いた作品は、19世紀後半から20世紀初頭の激動の時代を背景にしています。特に、グリゴリー・ポターニンを中心とした群像劇は、彼の思想がソビエ...

感想・レビュー・書評

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  • 19世紀後半~20世紀初頭のシベリアの知識人ポターニンを中心とした群像劇。ユーラシア主義、連邦制の先駆と関連づける筆者の着眼点は鋭く、興味深い論点を多く含んでいる本だと思いますが、民族問題と国家に関する議論の仕方はやや一面的な印象も受けます。

  • 19世紀のポターニンという思想家について。
    ソビエト連邦が連邦として発足した裏には、ポターニンなどのシベリアの住民によるシベリア共和制などの思想が影響しているという。
    憲法にも独立は共和国の意思を尊重するとあるのに、現代のプーチンは逆行するような政策を取り、民族を締め付けている。
    歴史を追いながらも、現代へのするどい視点も。

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著者プロフィール

田中 克彦(たなか・かつひこ):1934年、兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語科、一橋大学大学院社会学研究科、ボン大学哲学部にて、モンゴル語、言語学、民族学、文献学を学ぶ。東京外国語大学、岡山大学、一橋大学、中京大学にそれぞれ在職。現在、一橋大学名誉教授。主な著書に『ことばは国家を超える』(ちくま新書)、『差別語からはいる言語学入門』(ちくま学芸文庫)、『ことばと国家』(岩波新書)、『「シベリアに独立を!」』(岩波現代全書)、『田中克彦自伝』(平凡社)、『言語学者が語る漢字文明論』(講談社学術文庫)などがある。

「2025年 『ことばの道草 言語学者の回想と探求』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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