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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784000291064
みんなの感想まとめ
多様な思想が交錯する中で、歴史的な視点から日本のデモクラシーを考察する本作は、読者に深い洞察を提供します。伊丹万作や福沢諭吉、伊藤野枝などの著作を通じて、過去の教訓が現代にも通じることを実感させられ、...
感想・レビュー・書評
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映像の世紀で引用された伊丹万作の戦争責任者の問題を全文で読みたくて検索したら本著が出てきた。興味の度合いで読みにくい文章もあるものの全体的にタイトルでイメージしていたより読みやすかった。
やはり伊丹万作が1番読み応えがあった。
他に意外と読みやすい福沢諭吉、全国水平社宣言、伊藤野枝、渡辺一夫、初めて読んだ真面目な大江健三郎、水上勉や水俣で引用されている石牟礼道子の切羽詰まった叫びが印象深い
「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである。
そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。 このことは、過去の日本が、外国の力なしには封建制度も鎖国制度も独力で打破することができなかった事実、個人の基本的人権さえも自力でつかみ得なかった事実とまったくその本質を等しくするものである。 そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。
「判決は下った。満額とれた。満額とれたちゅう ことは、ふた親の、いのちの値段をつけてもろう たちゅうことじゃ。 殺された、ふた親の値段が一八〇〇万円、ほら、 認定制度による壁決めてもらいました判決で。ああ、世間じゃ、高か金もろたよ、もうけたよ、というでしょう。うらやましかよ、と言うに違いなか。ああ、どのようにして死にましたいのちか。ただの、働いて、 病気して、生きて、死んだいのちとちがいます。 親が働いて残してくれた金とちがいます。親が働いて残してくれた金ならば、わたしゃ遠慮なし に、どんどん使います。なんで親の命ば、世間様に、裁判で、決めてもらわんばならんのか。どういう姿して死んで行った命か。 なんが嬉しかか。なんが満額か。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊丹万作 戦争責任者の問題
・みんなだまされたと言うけど、だれも自分が騙したとは言わない
・自分はたまたま戦争映画を撮る機会がなかったけれど、日本の勝利のみを祈っていた。
・バカであった自分の中の責任を問いたい
#正直な芯の太さ -
決して時系列に並べたのではありません。
柳田国男「青年と学問」(1925年)を最後に持ってこられたのも編者の気持ちを表しているのでしょう。
およそ100年も前の思想家から、現代も健在な思想家まで読んでも、どうしていつも同じ「教訓」ばかり並ぶのだろう。
世の中は少しも変わらない。
人間はいつまでたっても変わらない。
政治はいつまでも閉塞状態。
いつになれば・・・・・と思わせてくれる本です。
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