ベルクソン哲学の遺言 (岩波現代全書)

著者 : 前田英樹
  • 岩波書店 (2013年8月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291101

作品紹介・あらすじ

アンリ・ベルクソン(一八五九‐一九四一年)は、一九三七年二月八日に記した遺言状で「公衆に読んでもらいたいものすべてを刊行した」と断言し、生前刊行した七冊の著書以外の死後出版を厳に禁じた。この言葉を正面から受けとめるため、処女作『意識の直接与件に関する試論』(一八八九年)から『道徳と宗教の二源泉』(一九三二年)に至る哲学者の歩みが丹念に追跡され、その軌跡から遺言状に込められた意味が浮かび上がる-長らく待望された、著者初の本格的モノグラフ。

ベルクソン哲学の遺言 (岩波現代全書)の感想・レビュー・書評

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  • とてもよくまとめられたベルクソン哲学の紹介。四つの主著をひとつの作品として読む、という試み。
    終章の一部は余計。その批判が「日本の哲学者」にこそまさしくあてはまっているのが皮肉。ムリに哲学を特別扱いしたり擁護したりする必要はなかろう。ベルクソンのいう「哲学」はそれだけで価値のあるものなのだから。

  • ベルクソンの記憶についての考え方が、著者の解説でとてもわかりやすかった。
    古くて新しい・・・という感じがする。
    ベルクソンはまっとうなことを言っているのだ。
    まっとうなことを言おうとしても、言語を発すれば、たちまちカテゴライズされてしまう。
    新語を創作してもよさそうなものだが、それでも「持続」「神」「直感」を持ち出さなくてはならなかったのはどうしてだろう。
    遺言とされるもので、ベルグソンの人となりもわかった。
    エンディングノートを作ったということでしょうか。

  • 請求記号:135.4/Mas
    資料ID:50072377
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 京都に行ったとき、京都新聞に紹介されているのを読んで地元書店で現地購入。
    店員さんに尋ねたら、その日もう1冊売れていた。いくら新聞に紹介されていたとはいえ、ベルクソンに関する本が即日1冊売れる京都にひとり嬉しくなった。もっとメジャーなフランチャイズ書店では何冊売れていることか。
    著者ではないけれども、何だか、感謝したくなった。

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