中国とモンゴルのはざまで ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢 (岩波現代全書 016)
- 岩波書店 (2013年11月21日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000291163
作品紹介・あらすじ
「独立か、自治か、共治か」というせめぎあいの中にあった内モンゴルにおいて、内モンゴル統治の最高責任者だった男・ウラーンフー。日本敗戦後の国際情勢をどのように読み、いかなる意図の下にいかなる権利を中国に向かって主張したのか。一見矛盾に満ちているかのような彼の行動から、今も中国が抱える民族問題の根源をあぶり出す。
みんなの感想まとめ
民族問題や歴史的背景を深く探求する本作では、内モンゴルの指導者ウラーンフーの生涯を通じて、彼の理念や行動が描かれています。日中戦争の終結から文化大革命までの激動の時代に、彼は自決を目指しつつも中国共産...
感想・レビュー・書評
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ふむ
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ウラーンフーって誰やねん(笑
知らんかった。そもそも内モンゴルって何やねんってレベル。モンゴルとは違うんか?民族問題って難しい・・・ -
日中戦争終結後、文革に至るまで
内モンゴルの指導者であったウラーンフーの理念と行動、
そして文革時の顛末を紹介する。
モンゴルの地における自決をめざし続けるも、
たえず中共に利用され、文革に至るさまは
なんとも言えない読後感を生む。
やや難解な文体もあったが、
中国の小民族政策を知る上で大変参考になる。 -
どんなすぐれた怪奇小説より胸の中がざわさわする。
そもそも・・・・中国共産主義と民族主義が相容れるはずもなく、漢民族の欺瞞・・、単に領土確保の詭弁でしかない。
あわれ・・内モンゴル。
今や、世界に声さえもあげられないほど、押しつぶされた民損なのでしょう。
著者プロフィール
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