中国とモンゴルのはざまで――ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢 (岩波現代全書)

著者 :
  • 岩波書店
3.75
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291163

作品紹介・あらすじ

「独立か、自治か、共治か」というせめぎあいの中にあった内モンゴルにおいて、内モンゴル統治の最高責任者だった男・ウラーンフー。日本敗戦後の国際情勢をどのように読み、いかなる意図の下にいかなる権利を中国に向かって主張したのか。一見矛盾に満ちているかのような彼の行動から、今も中国が抱える民族問題の根源をあぶり出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ウラーンフーって誰やねん(笑
    知らんかった。そもそも内モンゴルって何やねんってレベル。モンゴルとは違うんか?民族問題って難しい・・・

  • 日中戦争終結後、文革に至るまで
    内モンゴルの指導者であったウラーンフーの理念と行動、
    そして文革時の顛末を紹介する。
    モンゴルの地における自決をめざし続けるも、
    たえず中共に利用され、文革に至るさまは
    なんとも言えない読後感を生む。
    やや難解な文体もあったが、
    中国の小民族政策を知る上で大変参考になる。

  • どんなすぐれた怪奇小説より胸の中がざわさわする。
    そもそも・・・・中国共産主義と民族主義が相容れるはずもなく、漢民族の欺瞞・・、単に領土確保の詭弁でしかない。
    あわれ・・内モンゴル。
    今や、世界に声さえもあげられないほど、押しつぶされた民損なのでしょう。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

楊 海英(静岡大学人文社会科学部教授)

「2017年 『新版 国際関係論へのファーストステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楊海英の作品

中国とモンゴルのはざまで――ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢 (岩波現代全書)を本棚に登録しているひと

ツイートする