無心のダイナミズム――「しなやかさ」の系譜 (岩波現代全書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291200

作品紹介・あらすじ

「無心」は、最高のパフォーマンスをもたらす境地であり、それは憧れの対象であり続けた。達磨の禅、世阿弥の伝書、武道の教え、石田梅岩の心学、鈴木大拙の禅研究など、異なる時代、異なる文脈の中で、「無心」はどのように問われてきたのか。「無心」という言葉のもとに育まれた思考のいとなみを描き出すことで、柔軟でしなやかな心のあり方、その融通無碍な活力の深奥にせまる。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい。
    気付かされたことは、無心概念の「ゆれ」は「こころ」そのものにあること。
    「こころがない」のは悪い意味で、「こころがある」のは良い意味。しかし、「こころがある」と妨げになる。
    こころがあるから、躓いてしまう。だから・・・という展開になる。

  • 図解がすごく面白い。沢庵の話とか。

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著者プロフィール

西平 直 (にしひら・ただし)

1957年、山梨県生まれ。
信州大学人文学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。専攻は教育人間学、宗教心理学。
東京大学教育学部助教授、准教授をへて、京都大学教育学研究科教授(臨床教育学講座、臨床教育学専攻)。
『エリクソンの人間学』東京大学出版会1993
『教育人間学のために』東京大学出版会2005
『世阿弥の稽古哲学』東京大学出版会2009
『無心のダイナミズム 「しなやかさ」の系譜』 岩波現代全書、2014年
『誕生のインファンティア』 みすず書房、2015年
ほか多数

「2017年 『無心の対話 精神分析フィロソフィア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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