図説 人体イメージの変遷――西洋と日本 古代ギリシャから現代まで (岩波現代全書)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291279

作品紹介・あらすじ

現存する最古の解剖図/レオナルド・ダ・ヴィンチの解剖手稿/江戸時代の腑分け図/蝋細工の解剖模型…古今東西の解剖図譜から読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • イメージの変遷の話というより、解剖の書籍の歴史としてよめます。その書籍の歴史のなかで人体のイメージの変遷がたどれるという構成になってます。書籍の紹介がメインです。

  • ヴェサリウスのファブリカの背景には死の舞踏があったんですね。これで骸骨が机に肩肘ついて考え事をしている姿に納得です。それに比べて、日本人の解剖図には首がない。これも斬首された犯罪人をそのまま写生したからなんですね。芸術性の無さに日本人を卑下してましたが、死に対して尊厳の気持ちもあって、ふざけた描写には抵抗があったのでしょう。

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著者プロフィール

順天堂大学保健医療学部特任教授
1953年 大阪府生まれ;1978年 東京大学医学部卒業;東京大学医学部助教授、順天堂大学医学部教授を経て2019年より現職
主な著訳書:『カラー図解 人体の正常構造と機能』(総監修、日本医事新報社);『図説医学の歴史』(医学書院);『人体観の歴史』(岩波書店);ガレノス『解剖学論集』(共訳、京都大学学術出版会);ガレノス『身体諸部分の用途について1』(共訳、京都大学学術出版会)

「2022年 『身体諸部分の用途について2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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