ドイツ・ユダヤ思想の光芒 (岩波現代全書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291620

作品紹介・あらすじ

アテネとエルサレム-人間理性と神の啓示を象徴する二つの都市のはざまで、近代ヨーロッパ思想史とは異なる道をたどったドイツ・ユダヤ思想。スピノザ、ニーチェ、ブルクハルトが用意した舞台のうえで、コーエン、ブーバー、ローゼンツヴァイク、シュトラウス、ショーレムたちの系譜が照らし出される。

感想・レビュー・書評

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  • アテネ・エルサレムという対比。哲学と神学。
    ドイツ・ユダヤ人としての選択とヒトラーの台頭。
    1945年以降が少しぼやけてる感じがする。

  • ドイツユダヤ人はユダヤ教という民族的正確を振り払うことに専念していたので、濃厚なユダヤ教の伝統を背負っている東欧ユダヤ人とは自ら区別したかった。
    ユダヤ人がユダヤ教から自由になること。

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著者プロフィール

1976年生まれ。2006年3月、聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。思想史・宗教学専攻。聖学院大学総合研究所特任研究員をへて、現在北海学園大学人文学部英米文化学科准教授。著書に『フランツ・ローゼンツヴァイク──〈新しい思考〉の誕生』(知泉書館)、論文に「内なる衝動と外から到来する声──フランツ・ローゼンツヴァイクにおける二つの超越」(『理想』678号)、「現実性と真理──フランツ・ローゼンツヴァイクの経験論」(『宗教研究』358号)、「ユダヤ・ルネサンスの行方、ローゼンツヴァイクの挫折」(『思想』1045号)、共訳書にバルト『十九世紀のプロテスタント神学 下(第二部 歴史)』(新教出版社)、クリストファーセン/シュルゼ『アーレントとティリッヒ』(法政大学出版局)ほか。

「2013年 『導きとしてのユダヤ哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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