宰相鈴木貫太郎の決断――「聖断」と戦後日本 (岩波現代全書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291699

作品紹介・あらすじ

「一介の武弁」を自他ともに任じていた鈴木首相は、未曽有の危機にあった日本の政治運営を担う。その鈴木は何ゆえに、決戦にはやる陸軍を抑えて、あえて憲法体制を逸脱しかねない「聖断」という危うい形を選択して戦争を終わらせることができたのだろうか?鈴木は戦争に正邪を認めず、「アジアの解放」や「新秩序の建設」を終戦の論理に絡ませず「日米戦争」の収拾に的を絞った。鈴木が選択した終戦の形は戦後日本に何をもたらしたのだろうか?終戦時の鈴木は、耳も遠く、老いて強力な指導力を欠き、その立場も動揺気味であったとの評価に見直しを迫る、新たな終戦史。

感想・レビュー・書評

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  • 臨場感が溢れる。でも・・・・何も語らない鈴木の本当の気持ちを資料で推し量っているわけだけれど・・・。
    鈴木を美化してないのでしょうか。

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著者プロフィール

波多野 澄雄
国立公文書館アジア歴史資料センター長、筑波大学名誉教授。
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。専門分野は日本外交史。主要著作に、『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会、1996年)、『歴史としての日米安保条約』(岩波書店、2010年)、『国家と歴史―戦後日本の歴史問題』(中央公論新社、2011年)など。

「2017年 『日中終戦と戦後アジアへの展望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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