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- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000295840
感想・レビュー・書評
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因果関係を科学的に考察するための一般向け解説。要素還元主義にこだわるあまり因果推論が遅れて実害が発生することに関して,科学者への苦言も。
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津田 敏秀 (著)
なぜタバコやピロリ菌が発がん物質と言えるのか。目に見えない因果関係はどのように証明されるのか。公害事件で医学者の言動を問うてきた著者が、水俣病・タミフル・放射能など具体例を通して、「実験によるメカニズムの検証」という一見すると妥当な考え方に潜む問題点をつく。原因と結果を結ぶ科学の言葉がわかりやすく解説される。