ワクチン新時代――バイオテロ・がん・アルツハイマー (岩波科学ライブラリー)
- 岩波書店 (2013年4月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000296069
感想・レビュー・書評
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2021年9月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00502456 -
【由来】
・図書館の岩波アラートで
【期待したもの】
・前に読んだ「ウィルスでがんを」本で読んだ内容をふくらませられるのかなと。
【要約】
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【ノート】
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経口投与するワクチンは、感染経路が自然感染と同じなので、より良い形で免疫を誘導できる。
樹状細胞にがん抗原を取り込ませ、それを培養し増殖させ、患者の体内に戻す。戻された樹状細胞は抗原提示し、がんに対する免疫が強化される、という治療法。 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:492.39//Su38
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アルツハイマーのワクチンに興味があって読みました。
かなり、大きい分野にも関わらず、細かい事完結に書いていると感じます。
へ〜
と思って、次の章読み進めたら、結果どぅだったか、思い出せなくなっているという、歴史、選択、育成過程、利用方法、でありました。
再読したら、また書き直します。 -
本も薄くて丁寧語の文章なので一見して気づかないが、かなり専門的で具体的。門外漢の私にはワクチンの原理やらなんやらの箇所はよくわからないが、ワクチンの歴史や変遷、ワクチンのこれから、バイオテロ対策など非常にコンパクトにまとめられていて、わからないなりに必要なことは理解できたという感じ。
根絶したはずの天然痘が、逆にそのことでバイオテロの脅威となったというのは皮肉な話だ。
今、テロ対策としてアメリカなどで採用されている天然痘ワクチンは、著者(橋爪氏)が30年も前、しかも天然痘が根絶宣言される直前に開発したものなのだそうだ。
最近になってアメリカで作られたものより、安全性も高く効果もあって採用されることになったのだそうだが、著者がひたすらそれを自画自賛。確かにすごいことだけど、こうも繰り返し力説されるとまたその話か…と少々辟易。
凡人のひがみ?? -
難しかったけど、勉強になりました。
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ワクチン開発の歴史、特に天然痘ワクチンの開発と、その他ウイルスへのワクチン開発の現状、バイオテロの可能性やその対応状況などがわかる1冊。バイオテロ対策が本格化したのはオウム真理教の一連の事件がきっかけだったのですね。勉強になります。