数の発明 (岩波科学ライブラリー)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000296199

作品紹介・あらすじ

パスカルが「0から4を引けば0である」と述べた頃、インドでは負数と負数の積が正数になることは羊飼いでも知っていた。負数を数だと捉えるのは人間の脳の働きによるもので、数学もまた人間の発明以外の何ものでもない。真理は多様であり、数の定義にも様々なスタイルがある。数概念の発展を見ることで、数学とは何かという大きな問いへの答えに迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 160423 中央図書館
    自然数の定義のあれこれについて、解説。いろいろな背景、特に参考文献が楽しい。

  • 数は発見されたものではなく、人間が対象を把握するために発明されたものなのだと。本当の姿など存在しないというのは、他の分野でも聞くことのような。踏み込んだ内容まで読み解ければ、きっと面白い内容なのだろう。

  • 難しい内容もあるが、数学の歴史について、詳しく書かれている。当たり前のように使っている定理を、初等数学の視点から証明する。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=259246

  • 難しかったけど、勉強になりました。

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著者プロフィール

早稲田大学名誉教授

「2019年 『よみがえる非ユークリッド幾何』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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