恐竜はホタルを見たか――発光生物が照らす進化の謎 (岩波科学ライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000296496

作品紹介・あらすじ

昆虫、キノコ、魚など、地球上には数万種の「光る生きもの」がいる。生物はいつ、どうやって光る能力を手に入れたのか。光を使った驚きの生存戦略とは。発光のしくみを解明し、進化の道筋を巻き戻していくと、舞台は暗闇に満ちた太古の深海へ。生物が放つ光に魅せられた著者が、ダーウィンも悩んだ「進化の謎」に挑む。

感想・レビュー・書評

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  • 妙な能力を持つ生き物がいる。
    光る虫。 発電する魚。虫を捕まえて食べる植物。なぜそうなったのだろう?
    どうやって(how)を説明する本はいくつもあるが、なぜ(Why)を説明する本はあまりない。
    なぜ、も知りたい。特に発光生物については。目立つだけならもっと簡単なほかの方法もありそうだし、なぜ光るという選択肢を選んだんだろう?

    進化を調べることでWhyに回答が出るかを期待したのだが、例えば海の発光生物の多くが、光ることで身を隠そうとしている、という話はさらっと出てきて拍子抜け。でもウミホタルやコペポーダは?
    なんか結局Howのほうに話が寄っていって、いまいち期待はずれだった。

  • 研究者本。タイトルは煽り。筆者は発光生物の専門。発光する生物は多種多様で、発光原理も発光物質もそれぞれ異なっている。このことは、生物は進化の段階で、何度も、独自に発光能力を獲得してきた、ということ。発光の仕組みを調べることで進化の道筋をたどる。

  • 発光する生物をテーマとした大場裕一氏の著書。
    発光生物を研究する研究者はとても少ないらしい、しかも研究者の多くは発光の動機やメカニズムを研究していて、発光生物の進化を調べる人は極稀だそうだ。大場氏はレアな生き物をレアな観点から調べる、レアな研究者と言ったところだろうか。

    レアと書いてしまったが実は発光する生物は意外と多く、ミミズやムカデの仲間にも光る種類がいるそうだ。発光生物はどこに多く棲んでいるのか、何の目的で光るのか、光る仕組みはどうなっているのか、そして恐竜はホタルを見たのか?そんな疑問に迫っている。

    まだまだ謎が多い分野だが、もしかすると光る生命体の存在が、人類をエネルギー問題から解放する日が来るのかもしれない。

  • 配架場所 : 一般図書
    請求記号 : 468@O100@1
    Book ID : 80100475450

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002510323&CON_LNG=JPN&

  • 請求記号 468/O 69

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