難病にいどむ遺伝子治療 (岩波科学ライブラリー)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000296557

作品紹介・あらすじ

筋ジストロフィー、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、球脊髄性筋萎縮症など、有効な治療法がなく患者と家族を苦しめてきた、神経・筋肉を侵す難病。医学の進歩によって分子生物学的な理解がすすみ、遺伝子治療の希望が見えてきた。歴史的エピソードや豊富な臨床体験を交え、発見の臨場感をこめて綴る。

感想・レビュー・書評

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  • 難病が治るようになったらいいな。

  • 2017年??冊目。「難病にいどむ遺伝子治療」読了。

    本の内容は専門的なことが多くて、ほとんど理解はできなかったけれど…世の中には多くの難病があって、解明しよとしている人がいたり、たまたま気づいて研究してくれる人がいるということがありがたい。ゲノム編集、IPS細胞といった研究も進んでおり、難病に苦しむ人たちの助けとなることを期待したい。

  • [三葛館医学 491.69||KO]

    神経難病に対する遺伝子治療実現に向けた取り組みが神経内科医の著者によって、歴史的事実やエピソード、自身の臨床体験を交えて紹介されています。遺伝子治療の現在や神経難病といわれる筋ジストロフィー、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、球脊髄性筋萎縮症などの疾患について理解が深まる一冊です。

    目次----------------------------------
    はじめに
    1 神経内科で出会った難病
    2 筋肉がこわれていく-筋ジストロフィー
    3 遺伝のしくみ
    4 筋ジス犬が歩いた-ジストロフィンと遺伝子治療
    5 凍りついた体-パーキンソン病
    6 遺伝子の魔女を狩る-ハンチントン病
    7 究極の難病-筋萎縮性側索硬化症(ALS)
    8 明治日本で発見された難病-球脊髄性筋萎縮症
    あとがき
    ---------------------------------------
    (もも)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=87284

  • 出版社の紹介ページ(立ち読みPDFあり):
    http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0296550.html

  • 請求記号 491.69/Ko 71

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著者プロフィール

一九四九年千葉県生まれ。七九年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。専攻は神経内科学。現在、国立病院機構鈴鹿病院名誉院長。パーキンソン病やALS、筋ジストロフィーなどの神経難病を診断・治療する。医学博士、脳神経内科専門医、日本認知症学会専門医、日本内科学会認定医。『世界史を動かした脳の病気』『医学探偵の歴史事件簿』『ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足』『ローマ教皇検死録』『難病にいどむ遺伝子治療』など著書多数。

「2020年 『世界史を変えたパンデミック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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