つじつまを合わせたがる脳 (岩波科学ライブラリー)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 51
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000296571

作品紹介・あらすじ

作り物とわかっているのに自分の手と思い込む。目の前にあるのに見落としてしまう。これらはいずれも脳のつじつま合わせが引き起こす現象。顔と声が別人の映画の吹き替えに違和感を覚えないのも同じ。われわれが安心して日常を過ごせるのも、こうした脳の特性のおかげなのだ。まさかと思う人も、もっと脳を深く知りたくなる本。

感想・レビュー・書評

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  • 身体所有感覚には視覚と触覚の統合的認知が重要である

    マガーク効果 視覚情報と聴覚情報のつじつまあわせによって起こる現象

  • ラバーハンド錯覚、マガーク効果、見落とし、典型的見え、色嗜好、共感覚。
    うむ、こういうワード好きなんですよね…。こういう心理学的な話はさらっと楽しめてよい。

  • 自分には専門的過ぎた。臨死体験はラバーバンド錯覚という脳内の幻想の疑いがあるとのこと。

  • ラバーハンド錯覚や腹話術効果など実験などからもわかるように人間の脳というのは何でもつじつまを合わせようとする。

    心理学的に言えば認知的不協和。

    人間の五感なんて簡単に錯覚するのだからあんまりあてにしすぎないというのは大事ですね。

  • ラバーハンド錯視,腹話術効果,各種ブラインドネス,色の恒常性,ヒューリスティック等々,脳科学に頼らない伝統的(?)知覚・認知心理学の知見を紹介している。授業でここいらへんの話をする時にはぜひ参考図書として紹介しよう。一時ネットで話題になった青と黒or白と金のドレスの話題もあり。ここらへんはカラー口絵とかにしてあるともっとよかったなあ。

  • 認知心理学の専門家による、「つじつま合わせ」という脳の特性についての話。うーん、あまり目新しいものではなかったような…。一番興味があった幽体離脱についての説明がどうにもわかりにくい。何遍読んでも腑に落ちないのは、私の理解力不足のせいなんだろうか。

  • 脳にだまされてるのかだましているのか。つじつまをあわせないと生きていけないのが本音なんでしょう。

  • 請求記号 491.371/Y 77

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著者プロフィール

横澤 一彦(よこさわ かずひこ) 東京工業大学大学院総合理工学研究科修了。工学博士(東京工業大学)。ATR視聴覚機構研究所主任研究員、東京大学生産技術研究所客員助教授、南カリフォルニア大学客員研究員、NTT基礎研究所主幹研究員、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員などを経て、現在は東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に『視覚科学』(2010、勁草書房)。

「2016年 『オブジェクト認知 統合された表象と理解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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