広辞苑を3倍楽しむ その2 (岩波科学ライブラリー 670)

  • 岩波書店 (2018年2月24日発売)
3.38
  • (1)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 57
感想 : 9
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784000296700

みんなの感想まとめ

言葉の深さや面白さを再発見できる一冊で、広辞苑の説明を通じて新たな知識が得られるだけでなく、関連するエッセイや美しい写真も楽しめます。第2弾では、気鋭の研究者やライターたちによる多彩な視点が盛り込まれ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第一弾に続く、その2。
    言葉は知っているが、広辞苑ではこのように説明しているのだなと思うし、そらにまつわるエッセイもおもしろい。写真も美しい。、

  • サクサク読める見開き写真コラム第2弾。
    第1弾に何が載っていたかもう思い出せないけれど、一瞬賢くなる、雑談に使える本。

  • 国語辞典から科学を拾うというアイデアの面白さ。

  • p.38 「腐敗」と「発酵」は生物学的には区別できない現象だ。(出川洋介)
    p.44 里山の山は、mountainではなく、”野良”という意味が強い。人と自然と関わり合って生活し、エネルギーを得るところ。(今森光彦)
    p.50 日本で初めて鉄道が新橋-横浜間を走ったとき、品川(港町)付近では煙がきらわれ、海中に土手を築いて、その上に線路を通した。(榎原雅治)
    p.56 水晶には右水晶と左水晶の2種類がある。ケイ素原子と酸素原子が螺旋状に連なった構造をしており、この螺旋の向きが左右ある。自然界ではほぼ半々だが、工業用の人工水晶では右水晶に統一されている。(門馬綱一)

  • 赤とんぼはアキアカネ、ナツアカネなどを差し、赤くないアカネもあれば、真っ赤なショウジョウトンボは赤とんぼとは呼ばない皮肉! ゾウのお喋りのこと、その他驚きの初めて知る話が多かった!「乾眠」するというネムリユスリカの幼虫を宇宙に曝け出し、その後蘇生する話は感動的な驚き。稲妻とは「稲の夫」から来た言葉というのも、言われてみれば、なるほどという感想。水の天使クリオネの獰猛な姿への変貌など、写真も美しい。雑誌「科学」の連載文だけに、動植物のテーマが多い。

  • 請求記号 404/I 95

  • 著者名のところが岩波書店編集部となっているので、岩波書店の編集者が書いたのだろう、まあ、出たばかりの第7版の宣伝みたいな本だろうと期待せずに読んだのだが、すっごく!!面白かった。
    書き手は岩波の編集者ではなく、気鋭の研究者。それから写真家、ライター、上野動物園の元園長ら。川上和人、前野ウルド浩太郎、大場裕一(発光生物)、今森光彦、三上修(スズメ)、塚谷裕一(植物)など、一般向けの本でも実力を示している(つまり文章が面白い)人ばかり。
    それだけじゃない。奥田隆(クマムシ並に再生するネムリユスリカ)、吉澤和徳(トリカヘチャタテの奇妙な交尾)、伊村智(南極海底の苔の林)など、今まで読んだことのない人の文章が面白く、先物買の楽しさがある。ニホニウムを書いた江沢洋も良かった。ニホニウムは合成して作ったとは知っていたが、それが非常に大変だということが、喩えがうまいのでよくわかった。亜鉛イオンをビスマスにぶつけて合体させるのだが、原子核の大きさを考えると10㎞先のリンゴにぶつけようとするようなものなのだそう。しかもぶつかったとたん、ミリ秒から秒の間に崩壊してしまうんだって。なぜ、合体させればできるとわかっていながら、なかなかできなかったのには理由があったんですね。
    こういうことは、ニホニウムが発表された時に新聞にも解説があったのだろうが、読まなかったのか、読んでもよくわからなかったのかどちらかだと思うので、こんなによくわかる文章で書けるのはすごいと思う。
    様々な宝石が詰まった箱みたいな本。もちろん写真もきれいです。

全7件中 1 - 7件を表示

この本が好きな人におすすめの本

岩波書店編集部の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×