サンプリングって何だろう――統計を使って全体を知る方法 (岩波科学ライブラリー)
- 岩波書店 (2018年3月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000296717
感想・レビュー・書評
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データの時代と言われて、何でもかんでもデータを集めればよいと思われがちな中、サンプリングの大事さが分かる。これ以外にも、分布だったり、基本の再確認が大事。
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サンプリングの概念が非常にわかりやすい。用語の説明もあり。
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部分から全体を推測するサンプリング調査の実例をもちいた解説。BB弾をすくってみて、黒玉の数から全体の黒玉の数を推測するとか。小鳥をつかまえて、足輪をつけて放し、再度つかまえた鳥のうち、何割に足輪がついているかで、個体数を推測するとか。とてもわかりやすい。
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実験の目的に対する適切なデータの集め方(サンプリング)とは?サンプリングの考え方やしくみを社会調査や生態調査の例を使って分かりやすく解説する。
2023年11月-12月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00538249 -
サンプリングの基本的な考え方を平易な文章で紹介。
生態学調査の仕方を初めて知った。捕獲再捕獲法(リンカーン・ペテルセン推定)。算出方法もなるほどと思った。
推測統計の基本となるサンプリング。BB弾を使ったデモはどこかの本ではマーブルチョコの中の色でやっていたな。 -
1章でサンプリングの理屈,2章で人を抽出する社会調査の話し,3章で生物を抽出する生態調査の話。仕事的には1,2章が役に立つけど関心としては3章が面白かった。統計数理研究所のBB弾サンプリング実験の説明が発端になっているとのこと。
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(図書館員のつぶやき)
題名のサンプリングっ?と思いましたが、図の分かりやすい説明があってふーんそうなんだぁと思いました。私たちの社会には様々な統計がデータとして使われる時代になっていますよね、そんな入口がこの本にはあります、読んでみらんですか。 -
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180811 中央図書館 これくらいに、きちんとしててわかりやすいリーディングスが、いろいろな分野で必要だ。
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