建築から都市を、都市から建築を考える

著者 :
制作 : 松隈 洋 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 83
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000610759

作品紹介・あらすじ

丹下健三、ホセ・ルイ・セルトらモダニストの意志を受け継ぎながらも、東京の"奥"を訪ね、身近な街並みにひそむ歴史の重なりに目を向けてきた建築家、槇文彦。いまを生きる人間に、本当に必要な"公共空間"とは何か。"都市をつくる建築"を生み出してきた、その半世紀を越える思考の軌跡をふり返る。

感想・レビュー・書評

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  • 槇さんを一度お見かけしたことがある。
    ご自身が設計したヒルサイドテラス内にあるサンドイッチ屋さんで一人でお昼を召し上がっておられた。
    整えられた髪にネクタイとジャケット、四角いテーブルの隅には分厚い建築の洋書。
    新国立競技場の問題を巡って、下世話な関心も手伝って本書を手にしてみたけれど、槇さんの人間的なスケールの大きさにひれ伏してしまう。

    聞き手の松隈さんとの対談が本書の7割。
    残りはお二人のエッセイというより論考。

  • 【選書者コメント】新国立問題で話題になった槇文彦の建築と都市の本。
    [請求記号]5200:590

  • 槙さん尊敬してます

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著者プロフィール

建築家、1928年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒、ハーヴァード大学デザイン学部修士修了。槇総合計画事務所代表。主な著書に『見え隠れする都市』(共著、鹿島出版会)、『記憶の形象』(筑摩書房)、『漂うモダニズム』(左右社)、「Nurturing Dreams」(MIT Press)など。

「2015年 『応答 漂うモダニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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