小説家の四季

著者 :
  • 岩波書店
3.77
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本棚登録 : 64
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000611022

作品紹介・あらすじ

夜遊びは、もうやめた。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。だが、いつものように、小説家の毎日は過ぎてゆくのか。

感想・レビュー・書評

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  • こんなにユーモアのある人だとは思わなかった笑
    予想以上に面白い。話が脱線していくのに気づいて軌道修正するところで次回へ続いて……という流ればかりなんだけど、逸れたエピソードが面白いからもどかしくはならない。で内容が無いようであるから読み応えもあって不思議。
    「上手いエッセイ」って、まあ作家さんへの贔屓目を前提としても、作文・論文のお手本たる整った構成であるとか、取り上げるテーマへの指摘が的確とか、コメディアン的な話術(文章術?)があるとか、いろいろあると思うけど、佐藤正午さんはいわゆる天然ボケ的に抜けているとかズレているとかじゃなく、かといって笑いを取りに行っているわけでもなく……。佐藤さんの感性でしか書けないなと思う。他エッセイ含めて著作を読んでみたい。

  • 三か月に一度の「世界」への連載をまとめたエッセイ集。
    なので結構長い年月をまたいだものになっている。
    その間には小説家にも紆余曲折があったのだ。まあ、それなりに。

  • 『鳩の撃退法』を執筆されている時期の、その背景を書かれているものでもあり、やはり次に読みたくなってきた。それにしても自分が好きな随筆の方向性とだいぶ違うけれども、それでも面白い。

  • ★自分用メモ★『ありのすさび/2001』『象を洗う/2001』『豚を盗む/2005』

    10年ぶり!!!続編が発刊された佐藤さんのエッセイ。基本安心するほど変わっていないように思う。佐藤さんの物との距離、人との距離、仕事との距離が好きなので楽しく読めました。
    後半の書評部分は別に出版してほしかったな。日常の事だけ読みたいので。

  • 小説家、佐藤正午氏の日常を綴ったエッセイ集。漢字や文字に敏感な感性をもつ小説家にもある失敗談などが語られている。小説には無関心な大部分の国民とごく少数のファンの狭間で、小説家がどう感じて日常を送っているかを垣間見ることができるエッセイ。

  • 914.6

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プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

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